特許
J-GLOBAL ID:200903093357079474

車両用空気調和装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-243343
公開番号(公開出願番号):特開平7-096738
出願日: 1993年09月29日
公開日(公表日): 1995年04月11日
要約:
【要約】【目的】 冷凍サイクルの作動によって除湿運転可能な空気調和装置において、除湿運転時における除湿不足の発生を解消する。【構成】 除湿が開始されると、制御装置50は、所定時間、吹出温度を優先するのではなく、冷媒蒸発器23の冷却能力を優先させる。つまり、ダクト2内の冷媒蒸発器23の温度がフロスト限界の0°Cとなるように、冷媒圧縮機の回転速度を制御する。この結果、除湿開始後の所定時間、最大除湿能力によって車室内が除湿され、窓ガラスの曇りを確実に防止することができる。そして、除湿を開始してから所定時間が経過すると、制御装置50は、車室内に吹き出される温度を優先して冷媒圧縮機の回転速度を制御する。
請求項(抜粋):
(a)空気を車室内に向かって送るダクトと、(b)このダクトにおいて車室に向かう空気流を生じさせる送風機と、(c)前記ダクト内に配置された冷媒蒸発器、前記ダクト内において前記冷媒蒸発器の下流に配置された冷媒凝縮器、前記ダクトの外部において室外空気と冷媒の熱交換を行う室外熱交換器を備え、少なくとも前記冷媒蒸発器によって前記ダクト内の空気を冷却し、冷却した空気を前記冷媒凝縮器によって加熱する除湿運転が可能な冷凍サイクルと、(d)除湿開始を判断する除湿判断手段を備えるとともに、この除湿判断手段によって除湿開始を判断した除湿開始初期時に、前記冷媒蒸発器による空気の冷却能力を優先して前記冷凍サイクルを制御する除湿優先手段を備えた制御装置とを備えた車両用空気調和装置。
IPC (2件):
B60H 1/32 102 ,  B60H 3/00
引用特許:
審査官引用 (3件)

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