特許
J-GLOBAL ID:200903093360620224

燃焼装置のNOx分析方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-043320
公開番号(公開出願番号):特開平8-240565
出願日: 1995年03月02日
公開日(公表日): 1996年09月17日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 バーナに形成される火炎を乱すことなく、内炎で生成されるプロンプトNOx量と、外炎で生成されるサーマルNOx量とを、高い精度で測定できる燃焼装置のNOx分析方法の提供。【構成】 バーナ1に供給されるガスリッチ混合気中の酸素に、100%、180を使用する。このため、内炎2で生成されるNOxの酸素は180を備え、外炎3で生成されるNOxの酸素は160を備えることになる。バーナ1で形成された炎の燃焼排ガスを、排気通路など炎の外部から収集する。収集した燃焼排ガスにオゾンを加え、排ガス中のNOをNO2 に変換する。オゾンが加えられた燃焼排ガスを質量分析装置5に導入し、燃焼排ガスを負にイオン化して、燃焼排ガスの成分分析を行ない、180を有するNO2 量と、160を有するNO2 量を測定する。
請求項(抜粋):
理論空燃比に対して燃料の濃度が濃い燃料リッチ混合気を吐出するバーナを備え、このバーナより吐出する燃料リッチ混合気の燃焼によって1次火炎を形成するとともに、この1次火炎の外側に周囲の2次空気と反応して2次火炎を形成する燃焼装置において、前記バーナに供給される燃料リッチ混合気の1次空気の酸素に1802 を用いて1次火炎および2次火炎を形成し、1次火炎および2次火炎によって生成された燃焼排ガスを炎の外部で収集し、この収集された燃焼排ガス中におけるNOxを、180を有するNOxと160を有するNOxとに識別することで、1次火炎で生成されたプロンプトNOx量と、2次火炎で生成されたサーマルNOx量とを求めることを特徴とする燃焼装置のNOx分析方法。
IPC (2件):
G01N 27/62 ,  F23N 5/00
FI (2件):
G01N 27/62 V ,  F23N 5/00 J

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