特許
J-GLOBAL ID:200903093366282290

石灰系耐火物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉村 勝俊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-348296
公開番号(公開出願番号):特開平5-155653
出願日: 1991年12月03日
公開日(公表日): 1993年06月22日
要約:
【要約】【目的】 石灰岩から製造する石灰系耐火物に代えて、それより耐水和性が著しく向上し、また、食品産業廃棄物を利用して石灰系耐火物を製造すること。【構成】 貝殻類を1,250°C以上で焼成した後に粉砕し、水和防止のための5%以下のステアリン酸または5%以下のエポキシ樹脂を添加してプレス成形する。これを1,100°C以上で焼成し、石灰系耐火煉瓦を製造する。上記の1,250°C以上で焼成した後に粉砕し、付着性を付与させるための5%以下の塩化カルシウムをも添加すると、不定形耐火材とすることができる。貝殻類は主としてアラゴナイト結晶構造であるが、焼成すると石灰岩と同じく酸化カルシウム結晶構造とすることができる。その結晶は石灰岩の場合よりも著しく大きくなり、耐水和性の高い石灰系耐火物となる。これによって、増大しつつある産業廃棄物である貝殻類を、金属精錬の分野で有効に利用することができる。
請求項(抜粋):
貝殻類を1,250°C以上で焼成した後に粉砕し、水和防止のための5%以下のステアリン酸または5%以下のエポキシ樹脂を添加してプレス成形し、1,100°C以上で焼成して石灰系耐火煉瓦とすることを特徴とする石灰系耐火物の製造方法。
IPC (5件):
C04B 35/02 ,  B28B 3/02 ,  C04B 35/00 ,  C04B 35/00 108 ,  C04B 35/66

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