特許
J-GLOBAL ID:200903093368181670
空気入りタイヤ
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (5件):
杉村 憲司
, 杉村 興作
, 来間 清志
, 藤谷 史朗
, 澤田 達也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-043282
公開番号(公開出願番号):特開2009-196600
出願日: 2008年02月25日
公開日(公表日): 2009年09月03日
要約:
【課題】ベルト層をストリップの螺旋巻きにて成形する際、幅方向端部のストリップの積層枚数の周方向分布を均一にする方途の提供。【解決手段】周方向ベルト層幅がタイヤ総幅の60%以上で、少なくとも1層の傾斜ベルト層幅が周方向ベルト層幅より広く、ベルト層を幅方向中央域2Cと端部域に区画し、端部域のコードの弾性率が中央域よりも低く、かつ端部域が少なくとも2層構造で、端部域は中央域に隣接する内側端IEから、1本または複数本のコードをゴムで被覆したストリップSを外周長の80%以上100%未満の周長で巻き付け、ベルト幅方向内側から外側に向かって、ストリップ幅SW以内の量をずらしながら巻き付けて、第一周を形成した後第二周を巻き付けた後、80〜90%の周長に巻き付け残りの10〜20%の周長に対して、幅方向外側から内側に向かって、ストリップ幅以内の量をずらしながら巻き付けて第三周を形成した後、第四周を巻き付ける。【選択図】図2
請求項(抜粋):
一対のビード部間にトロイダル状に跨るカーカスを骨格として、該カーカスのクラウン部の径方向外側に、タイヤの赤道面に沿って延びるコードの多数本をゴムで被覆した、少なくとも1層の周方向ベルト層と、タイヤの赤道面に対して傾斜した向きに延びるコードの多数本をゴムで被覆した、少なくとも2層の傾斜ベルト層とを順に配置したベルトを有し、該ベルトの径方向外側にトレッドを配置したタイヤであって、
前記周方向ベルト層の幅がタイヤの総幅の60%以上であり、
少なくとも1層の傾斜ベルト層の幅が周方向ベルト層の幅よりも広く、
各周方向ベルト層を幅方向中央域と該幅方向中央域の幅方向外側に位置する幅方向端部域とに区画した際、前記幅方向端部域に配置されたコードの弾性率が前記幅方向中央域に配置されたコードの弾性率よりも低く、
前記周方向ベルト層の幅方向端部域が少なくとも2層構造であって、該幅方向端部域は、前記幅方向中央域に隣接する内側端から、1本または複数本のコードをゴムで被覆したストリップを、前記カーカスのクラウン部外周長の80%以上100%未満の周長に対してタイヤの赤道面に沿って巻き付けたのち、一周長の残りの周長に対して、ベルトの幅方向内側から外側に向かって、ストリップ幅以内の移動量でずらしながら巻き付けて第一周を形成し、その後タイヤの赤道面に沿って第二周を巻き付け、引き続き前記カーカスのクラウン部外周長の80〜90%の周長に対してタイヤの赤道面に沿って巻き付けたのち、一周長の残りの10〜20%の周長に対して、ベルトの幅方向外側から内側に向かって、ストリップ幅以内の移動量でずらしながら巻き付けて第三周を形成し、その後タイヤの赤道面に沿って第四周を巻き付けて成ることを特徴とする空気入りタイヤ。
IPC (3件):
B60C 9/22
, B60C 9/18
, B60C 9/20
FI (7件):
B60C9/22 B
, B60C9/18 K
, B60C9/20 C
, B60C9/20 D
, B60C9/20 E
, B60C9/20 F
, B60C9/22 C
引用特許:
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