特許
J-GLOBAL ID:200903093372863904

ノイズ除去装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 敏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-070786
公開番号(公開出願番号):特開2005-258158
出願日: 2004年03月12日
公開日(公表日): 2005年09月22日
要約:
【課題】ノイズ除去精度が高く、処理後の信号に生じる歪みが少ないノイズ除去装置を提供する。【解決手段】ノイズ除去装置180は、音声信号182をフレーム化し、フレームごとの音響スペクトルを算出するフレーム化処理部200と、各フレームの音響スペクトルに含まれるノイズスペクトルを推定し、各フレームから減算するノイズスペクトル推定部202及びスペクトル減算部204と、フレーム化処理部200の出力する各フレームの音響スペクトルに対する周波数軸方向のマスキングしきい値を算出するマスキングしきい値算出部208と、スペクトル減算部204から出力されるフレームごとの音響スペクトルに対し、マスキングしきい値と処理対象のフレームの直前のフレームの音響スペクトルとを用いて、時間軸方向と周波数軸方向との双方の平滑化を行なう時間軸方向平滑化処理部206及び周波数方向平滑化処理部210とを含む。【選択図】 図7
請求項(抜粋):
入力される音響信号を所定の周期で所定の時間長を有するフレームにフレーム化し、フレームごとの音響スペクトルを算出するためのフレーム化手段と、 前記フレーム化手段により出力される音響スペクトルに基づいて、各フレームの音響スペクトルに含まれるノイズスペクトルを推定し、当該各フレームの音響スペクトルから減算するためのノイズ減算手段と、 前記フレーム化手段の出力する各フレームの音響スペクトルに対する周波数軸方向のマスキングしきい値を算出するためのマスキングしきい値算出手段と、 前記ノイズ減算手段から出力されるフレームごとの音響スペクトルに対し、前記マスキングしきい値と処理対象のフレームに対し時間軸上で所定の関係にあるフレームの音響スペクトルとを用いて、時間軸方向と周波数軸方向との双方の平滑化を行なうことにより平滑化された音声信号を出力するための平滑化処理手段とを含む、ノイズ除去装置。
IPC (3件):
G10L21/02 ,  G10L11/00 ,  G10L15/20
FI (3件):
G10L9/00 F ,  G10L7/02 A ,  G10L3/02 301D
Fターム (1件):
5D015EE05

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