特許
J-GLOBAL ID:200903093377759773

車両用自動変速機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 丈夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-195140
公開番号(公開出願番号):特開平7-027190
出願日: 1993年07月12日
公開日(公表日): 1995年01月27日
要約:
【要約】【目的】 摩擦係合装置のジヤダーを防止する。【構成】 主変速部1と副変速部2とがその中心軸線を互いに平行にして配置され、互いに連結されている第2遊星歯車機構12のリングギヤ2R並びに第3遊星歯車機構13のキャリヤ3Cと、第4遊星歯車機構24の要素のうち第4ブレーキ手段B-5で固定される要素以外の要素との間にギヤ比が“1”以下のカウンタギヤ対19,23が設けられ、さらに第4遊星歯車機構24の要素のうち第4ブレーキ手段B-5で固定される要素およびカウンタドリブンギヤ23が連結された要素以外の要素が出力要素とされており、かつ後進段の設定時に前記第3のクラッチ手段C-3が係合させられて第4遊星歯車機構24の全体が一体となって回転する直結状態とされる。
請求項(抜粋):
サンギヤとリングギヤとこれらのギヤに噛合したピニオンギヤを保持するキャリヤとを要素とする3組の遊星歯車機構からなる主変速部と1組の遊星歯車機構からなる副変速部とを有し、主変速部における第1遊星歯車機構のサンギヤと第2遊星歯車機構のサンギヤとが連結されるとともに、第1遊星歯車機構のキャリヤと第2遊星歯車機構のリングギヤと第3遊星歯車機構のキャリヤとが連結され、さらに第1遊星歯車機構のリングギヤと第3遊星歯車機構のサンギヤとが連結され、前記第1遊星歯車機構のサンギヤと第2遊星歯車機構のサンギヤとのいずれか一方を入力軸に選択的に連結する第1のクラッチ手段と、第1遊星歯車機構のリングギヤを入力軸に選択的に連結する第2のクラッチ手段と、前記第1遊星歯車機構のサンギヤと第2遊星歯車機構のサンギヤとを選択的に固定する第1のブレーキ手段と、第2遊星歯車機構のキャリヤを選択的に固定する第2のブレーキ手段と、第3遊星歯車機構のリングギヤを選択的に固定する第3のブレーキ手段と、前記副変速部を構成する第4遊星歯車機構のいずれか2つの要素を選択的に連結する第3のクラッチ手段と、前記第4遊星歯車機構のいずれかの要素を選択的に固定する第4のブレーキ手段とを備えた車両用自動変速機において、前記主変速部と副変速部とがその中心軸線を互いに平行にして配置され、前記互いに連結されている第1遊星歯車機構のキャリヤおよび第2遊星歯車機構のリングギヤならびに第3遊星歯車機構のキャリヤと一体回転するカウンタドイブギヤが設けられるとともに、このカウンタドライブギヤによって増速回転させられるカウンタドリブンギヤが前記第4遊星歯車機構と同軸的に配置され、カウンタドリブンギヤは第4遊星歯車機構の入力要素に連結し、後進段の設定時に第4遊星歯車機構は高速側に設定されていることを特徴とする車両用自動変速機。

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