特許
J-GLOBAL ID:200903093378039820
EEPROMメモリの安全更新方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
岡部 惠行 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-524718
公開番号(公開出願番号):特表平9-506460
出願日: 1996年02月15日
公開日(公表日): 1997年06月24日
要約:
【要約】この発明は、不揮発性メモリ、特に、マイクロプロセッサをベースにしたチップカードに関する。メモリ内のデータの更新中、例えば、更新操作中に電源供給の遮断が生じた場合、機密扱いデータの喪失を防止するために、本発明による更新方法では、更新されるべきデータがバックアップゾーンにバックアップされ、このゾーンの記述子フィールドがプログラムされ、そして、(その後の更新操作のために)バックアップメモリの次のゾーンの記述子フィールドが消去される。バックアップゾーンに対応するインディケータが活動化され、データが更新され、そして、全てが適切に行われるとインディケータが非活動化される。バックアップがなされるゾーンは各時間で異なる。これは、バックアップメモリを操作することによって規定される。記述子が消去されるのはバックアップメモリの第1のゾーンである。カードが再び電源供給されたとき、活動化インディケータの存在がルーチン的に検証され、そして、対応するゾーン内のバックアップされたデータは、メインメモリ内に戻される。
請求項(抜粋):
不揮発性メインメモリ(MNVP)内の機密扱いデータについてのデータ更新方法であって、 前記データの古い値を不揮発性バックアップメモリ(MNVS)にバックアップすること、 バックアップインディケータを活動化して、データがバックアップされたこと、及び、機密扱いデータの変更が進行中であることを指示するようにすること、 前記メインメモリ内の機密扱いデータを変更すること、そして、 前記データの変更が適切に行われた場合、前記バックアップインディケータを非活動化することからなる方法において、 前記バックアップメモリが複数のメモリゾーンに分割され、 以前のゾーンとは異なる各メモリゾーンが新しい更新操作毎に使用されて、古いデータを前記バックアップメモリにバックアップするようにし、そして、 前記バックアップメモリのゾーンの少なくとも1つの「記述子フィールド」と呼ばれるフィールドが用いられて、更新操作中に使用されるべきバックアップメモリゾーンを識別するようにすることを特徴とする方法。
IPC (3件):
G11C 16/06
, G06F 12/00 510
, G06F 12/16 340
FI (3件):
G11C 17/00 309 F
, G06F 12/00 510 A
, G06F 12/16 340 Q
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