特許
J-GLOBAL ID:200903093382263182

使用済みアルカノールアミン溶液の再生利用方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-502951
公開番号(公開出願番号):特表2003-501248
出願日: 2000年06月15日
公開日(公表日): 2003年01月14日
要約:
【要約】アルカノールアミン水溶液から少なくとも一部の蓄積したイオンを吸収するのに必要な時間をかけて、使用済みアルカノールアミン水溶液(10)を強塩基イオン交換樹脂(40,50)と接触させることを含む、使用済みアルカノールアミン水溶液を再生利用するための方法であって、樹脂上に高濃度のイオンが蓄積した後、a)水または窒素で樹脂をパージすること、b)イオンを除去するのに十分な時間をかけて強塩基イオン交換樹脂を塩化ナトリウム溶液と接触させること、c)樹脂をパージして塩化ナトリウム溶液を除去すること、d)樹脂が実質的に水酸化物形態に転換するのに十分な時間をかけて、樹脂をアルカリ金属水酸化物溶液、好ましくは水酸化ナトリウムと接触させること、e)樹脂をパージすること、によって強塩基イオン交換樹脂を再生させており、樹脂のイオン吸収能を実質的に一定値に維持させている。
請求項(抜粋):
使用済みアルカノールアミン水溶液を再生利用するための方法であって、 (a)その中に溶解したH2S、CO2、または両方を有するガス状炭化水素流れをアルカノールアミン水溶液と接触させ、それによって、イオンが前記アルカノールアミン水溶液中に蓄積し、使用済みアルカノールアミン水溶液を形成するとともに、前記イオンが前記使用済みアルカノールアミン水溶液の前記酸性ガス吸収能を低下させる工程と、 (b)前記蓄積したイオンの少なくとも一部分を前記使用済みアルカノールアミン水溶液から吸収するのに十分な時間にわたり前記使用済みアルカノールアミン水溶液を約1乃至約7のpKaを有する強塩基イオン交換樹脂と接触させる工程と、 (c)工程(a)および(b)を反復し、実質的に一定の値で前記アルカノールアミン水溶液の前記酸性ガス吸収能を維持する工程と、 (d)前記強塩基イオン交換樹脂を再生し、不要なイオンを除去する工程であって、前記再生がそこから前記イオンを吸収するのに十分な時間にわたり前記強塩基イオン交換樹脂を塩化ナトリウム溶液と接触させることを含む工程と、 (e)工程(b)、(c)および(d)を反復し、実質的に一定の値で前記強塩基イオン交換樹脂の前記イオン吸収能を維持する工程と、を含む方法。
IPC (3件):
B01D 53/14 103 ,  B01J 47/02 ,  B01J 49/00
FI (3件):
B01D 53/14 103 ,  B01J 47/02 A ,  B01J 49/00 G
Fターム (7件):
4D020AA03 ,  4D020AA04 ,  4D020BA16 ,  4D020BB03 ,  4D020BC10 ,  4D020CB25 ,  4D020CC12
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭59-156439

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