特許
J-GLOBAL ID:200903093387241985

強度と延性に優れたアルミニウム合金材とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯田 敏三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-102455
公開番号(公開出願番号):特開平5-271835
出願日: 1992年03月30日
公開日(公表日): 1993年10月19日
要約:
【要約】【目的】従来のAl-Mg合金材の局部伸びを改善し、強度と延性とともに局部伸びに優れた成形用アルミニウム合金材とその製造方法を提供する。【構成】Mg2〜10wt%を含有し、Fe 0.01〜0.15wt%、Si≦0.15wt%、かつFe(wt%)/Si(wt%)≦1.4に規制し、残部がその他の不可避的不純物とAlよりなり、板表面から見た再結晶粒の平均粒径が20〜120μmであり、局部伸びが5%以上である強度と延性に優れたアルミニウム合金材。このアルミニウム合金材の製造は上記組成のアルミニウム合金鋳塊を450〜600°Cの温度で1時間以上均質化処理した後熱間圧延処理し、その後の最終圧延率が20%以上となるような冷間圧延を施した後に400〜560°Cの温度で120秒以下の高温短時間焼鈍を施して、板表面から見た再結晶粒の平均粒径を20〜120μmとし、局部伸びを5%以上とすることにより行われる。
請求項(抜粋):
Mg2〜10wt%を含有し、Fe 0.01〜0.15wt%、Si≦0.15wt%、かつFe(wt%)/Si(wt%)≦1.4に規制し、残部がその他の不可避的不純物とAlよりなり、板表面から見た再結晶粒の平均粒径が20〜120μmであり、局部伸びが5%以上であることを特徴とする強度と延性に優れたアルミニウム合金材。
IPC (2件):
C22C 21/06 ,  C22F 1/047

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