特許
J-GLOBAL ID:200903093390910049

同期外れ検出回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-327939
公開番号(公開出願番号):特開平5-167440
出願日: 1991年12月12日
公開日(公表日): 1993年07月02日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、位相同期発振器回路における位相ずれや同期外れを検出する同期外れ検出回路を提供することを目的とする。【構成】 位相同期発振器回路1において、入力クロック信号fと分周器5の出力である位相比較クロック信号f0 の何れか一方の位相を移相する移相手段20と、入力するこれら2つのクロック信号のうち、移相しないクロック信号の変化点で移相されたクロック信号を格納するフリップフロップ30と、フリップフロップ30でクロック信号の位相状態が変化したことを検出する変化検出手段40とを付加し、入力クロック信号fと位相比較クロック信号f0 の何れか一方を移相してフリップフロップ30に入力し、移相されないクロック信号の変化点で移相されたクロック信号を格納し、2つのクロック信号の間の位相ずれ等により、出力に変化が生ずると、変化検出手段40で警報を発するように構成する。
請求項(抜粋):
一方の入力端子に基準の入力クロック信号fを入力し、他方の入力端子に分周器(5)の出力である位相比較クロック信号f0 を入力して、位相比較を行う位相比較器(2)と、該位相比較器(2)に接続される低周波濾過器(3)と、該低周波濾過器(3)を介して入力される該位相比較器(2)の出力に応じて発振周波数が制御される電圧制御発振器(4)と、該電圧制御発振器(4)の出力信号を分周して位相比較クロック信号f0 として該位相比較器(2)に送出する分周器(5)とで構成され、該位相比較クロック信号f0 と該入力クロック信号fとの位相差を求め、該位相差が規定値以下となるように該電圧制御発振器(4)の発振周波数を制御して、該入力クロック信号fに同期した該電圧制御発振器(4)の出力を取り出す位相同期発振器回路(1)において、該位相比較クロック信号f0 及び該入力クロック信号fの位相差を所定値となるように、何れか一方の該クロック信号の位相を移相する移相手段(20)と、移相されない該クロック信号の変化点において移相された該クロック信号の位相状態を格納し、常に、最新の状態に更新するフリップフロップ(30)と、該フリップフロップ(30)に格納された該クロック信号の位相状態が変化したことを検出したとき、警報を送出する変化検出手段(40)とを有することを特徴とする同期外れ検出回路。

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