特許
J-GLOBAL ID:200903093393542156

放射性液体の移送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 紋田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-255293
公開番号(公開出願番号):特開平10-082889
出願日: 1996年09月06日
公開日(公表日): 1998年03月31日
要約:
【要約】【課題】 正確に所定流量を移送することができる。【解決手段】 移送装置本体1は、仕切壁により分割される放射性液体を所定の第1レベルとなるように貯える流入槽69と、所定の第1レベルより低い所定の第2レベル以上となったときオーバーフローして放射性液体を送液する流出槽70と、上部に形成され圧力調節によって所定の第1レベルと所定の第2レベルとの圧力差を生成する連通空間と、圧力差に応じて流入槽から流出槽へ放射性液体を所定流量通過させる仕切壁に形成され、流入槽側の入口と流出槽側の出口とが放射性液体により充満されるオリフィス2とを設けて、オリフィスの出口側が空気にふれて塩類の析出によってオリフィスが閉塞することを防止する。
請求項(抜粋):
供給槽から放射性液体を真空サイホン現象を利用して移送装置本体へ流入させて放射性液体を一時貯え、貯えられた放射性液体を受け槽へ移送する放射性液体の移送装置において、前記移送装置本体は、仕切壁により分割される前記供給槽から流入する放射性液体を所定の第1レベルとなるように貯える流入槽と、前記所定の第1レベルより低い所定の第2レベル以上となったときオーバーフローして前記受け槽へ放射性液体を送液する流出槽と、前記流入槽と前記流出槽との上部に形成され圧力調節によって前記所定の第1レベルと前記所定の第2レベルとの圧力差を生成する連通空間と、前記圧力差に応じて前記流入槽から前記流出槽へ放射性液体を所定流量通過させる前記仕切壁に形成され、前記流入槽側の入口と前記流出槽側の出口とが放射性液体により充満されるオリフィスとを備えることを特徴とする放射性液体の移送装置。

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