特許
J-GLOBAL ID:200903093397824601

不飽和第4級アンモニウム塩の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-094153
公開番号(公開出願番号):特開平8-268985
出願日: 1995年03月29日
公開日(公表日): 1996年10月15日
要約:
【要約】【目的】 反応速度を向上させるとともに、特にアクリル酸の少ない、高純度の化1(式中、R1 は水素原子またはメチル基、R2 、R3 はC1〜C4の低級アルキル基、nは2〜4の整数、AはOまたはNHを表す。)で表される不飽和第4級アンモニウム塩の工業的に有利な製造法を提供する。【化1】CH2=C(R1)-CO-A-(CH2)n-N(CH3)(R2)(R3)+Cl-【構成】 N,N-ジメチルアミノエチルアクリレート、アセトン、水を添加した反応容器をメチルクロライドガスで置換し、メチルクロライドガスを連続的に供給しながら40°C、5時間反応した。反応終了後、減圧エアレーションによりアセトンを除去することにより、N,N-ジメチルアミノエチルアクリレートのメチルクロライド4級塩水溶液を得た。該溶液中の反応副生物であるアクリル酸の量は696ppmであった。
請求項(抜粋):
化1(式中、R1 は水素原子またはメチル基、R2 、R3 はC1 〜C4 低級アルキル基、nは2〜4の整数、AはOまたはNHを表す。)で表される不飽和第3級アミンとメチルクロライドとを溶媒存在下反応させて、化2(式中、R1 は水素原子またはメチル基、R2 、R3 はC1 〜C4 低級アルキル基、nは2〜4の整数、AはOまたはNHを表す。)で表される不飽和第4級アンモニウム塩を製造するにあたり、反応容器空間部のメチルクロライド分圧を高めた後、反応させる事を特徴とする高純度不飽和第4級アンモニウム塩の製造法。【化1】CH2=C(R1)-CO-A-(CH2)n-N(R2)(R3)【化2】CH2=C(R1)-CO-A-(CH2)n-N(CH3)(R2)(R3)+Cl-
IPC (3件):
C07C219/08 ,  C07C213/02 ,  C07C233/38
FI (3件):
C07C219/08 ,  C07C213/02 ,  C07C233/38
引用特許:
審査官引用 (12件)
  • 特開平3-135945
  • 特開平2-243661
  • 特開昭60-061554
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