特許
J-GLOBAL ID:200903093403821482

筒型電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-033427
公開番号(公開出願番号):特開2000-231913
出願日: 1999年02月10日
公開日(公表日): 2000年08月22日
要約:
【要約】【課題】 密閉性に優れ、集電処理のためのコストが安く、かつ出力密度、エネルギ密度の高い筒型電池を提供する。【解決手段】 筒型電池を、捲回された一方の電極シートの電極合材層未形成部23を電極体40の捲回中心部に位置する集電端子50の外側面51に重ね合わせるように接合し、かつ、集電端子50の下端面53を電池缶60の底部61の内壁面に接合する構成のものとする。また、他方の電極シートの電極合材層未形成部13をも、電極体40の捲回中心部に位置する集電端子55の外側面56に重ね合わせるように接合する構成のものとする。
請求項(抜粋):
正極または負極のいずれか一方の外部端子を兼ねる有底の筒型電池缶と、それぞれの金属箔集電体とその表面に形成されたそれぞれの電極合材層とからなる帯状の正極シートおよび負極シートの2つの電極シートをロール状に捲回して形成され、捲回中心軸が前記電池缶の底部の内壁面に対して概直角になるように該電池缶内部に挿設された電極体と、前記2つの電極シートのうちの一方の電極シートから集電しかつ前記電池缶に通電させる集電端子とを備えてなる筒型電池であって、前記集電端子に集電される前記一方の電極シートは、幅方向の一端部に全長にわたる電極合材層未形成部を有し、前記電極体は、前記一方の電極シートの前記電極合材層未形成部を他方の電極シートから突出させるように前記2つの電極シートを捲回しかつ捲回中心に中空部を有するように形成され、かつ、該一方の電極シートの電極合材層未形成部が前記電池缶の底部側に位置するように該電池缶に挿設されており、前記集電端子は、前記電極体の中空部の前記一方の電極シートの電極合材層未形成部に対向する位置にその1の端面が前記電池缶の底部内壁面に接するように挿設されており、前記一方の電極シートの電極合材層未形成部は、その少なくとも一部が前記集電端子の外側面に重ね合わさるように接合され、かつ、前記集電端子の前記1の端面は、前記電池缶の底部内壁面に接合されていることを特徴とする筒型電池。
Fターム (9件):
5H022AA04 ,  5H022AA09 ,  5H022AA18 ,  5H022BB16 ,  5H022BB17 ,  5H022CC08 ,  5H022CC12 ,  5H022CC16 ,  5H022CC22

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