特許
J-GLOBAL ID:200903093413765866

原子炉炉水の水質評価方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-266963
公開番号(公開出願番号):特開平10-111286
出願日: 1996年10月08日
公開日(公表日): 1998年04月28日
要約:
【要約】【課題】軽水炉構造材料の置かれた腐食環境を腐食電流密度と亀裂進展速度の関係により推定し、応力腐食割れによる予寿命を精度良く評価する方法を提供する。【解決手段】原子炉構造物の応力腐食割れ環境を評価したい部位について、その部位の炉水中の化学種濃度を計算により推測し、さらに得られた化学種濃度から構造物を構成する材料の表面で生じる電気化学反応によって生起する電流密度を計算し、見かけ上の金属表面を出入りする電流密度が0となる時のアノード反応もしくはカソード反応の電流密度に対して、予め実験室で得た電流密度と亀裂進展速度の関係から亀裂進展速度を評価する。
請求項(抜粋):
原子炉の構造物の曝されている炉水の腐食環境を推定する方法であって、前記構造物を構成する材料と等しい材料から構成された予亀裂を持つ試験片を原子炉水を模擬した水中に配置し、前記亀裂の進展速度と、亀裂が進展しているときの模擬炉水に曝された前記試験片に生じる腐食電流密度との関係を予め求めたうえで、前記構造物が炉水に接しているときに流れる腐食電流密度を腐食環境を評価したい部位毎に計算または実測により決定することにより、前記構造物の亀裂進展速度として腐食環境の度合いを示すことを特徴とする原子炉炉水の水質評価方法。
IPC (5件):
G01N 33/18 ,  G01N 17/02 ,  G01N 27/26 351 ,  G21C 17/003 ,  G21D 1/00
FI (5件):
G01N 33/18 B ,  G01N 17/02 ,  G01N 27/26 351 C ,  G21C 17/00 E ,  G21D 1/00 W

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