特許
J-GLOBAL ID:200903093414576307

耐剥離性ダイヤモンド被覆部材

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-170007
公開番号(公開出願番号):特開平8-013148
出願日: 1994年06月28日
公開日(公表日): 1996年01月16日
要約:
【要約】【目的】 被膜と基材間に生じる歪を緩和させるような中間層を介在させて、耐剥離性,耐摩耗性,耐チッピング性に優れる耐剥離性ダイヤモンド被覆部材を提供する。【構成】 基材上に、周期律表の4a,5a,6a族元素,Siの炭化物,窒化物およびこれらの相互固溶体の中の1種の単層または2種以上の多層でなる第1中間層と、金属または2種以上の金属による合金もしくは混合物でなる第2中間層と、該第1中間層に隣接して形成されたダイヤモンドおよび/またはダイヤモンド状カーボンの硬質被膜とが被覆された耐剥離性ダイヤモンド被覆部材。【効果】 本発明のダイヤモンド被覆部材に比べて、被膜内歪および基材と被膜間の歪が小さく、被膜の密着性,耐剥離性に優れており、特に切削工具として用いた場合には、実用性に乏しかった従来のダイヤモンド被覆部材に対し、充分に実用化できるような長寿命を達成できるという優れた効果がある。
請求項(抜粋):
基材上に中間層を介在してダイヤモンドおよび/またはダイヤモンド状カーボンの硬質被膜を被覆してなるダイヤモンド被覆部材において、該中間層が周期律表の4a,5a,6a族元素,Siの炭化物,窒化物およびこれらの相互固溶体の中の1種の単層または2種以上の多層でなる第1中間層と、金属または2種以上の金属による合金もしくは混合物でなる第2中間層とで構成されており、該第1中間層が該硬質被膜に隣接しており、該第2中間層が該第1中間層に隣接していることを特徴とする耐剥離性ダイヤモンド被覆部材。
IPC (5件):
C23C 16/26 ,  C23C 14/06 ,  C23C 16/32 ,  C23C 16/34 ,  B23B 27/14

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