特許
J-GLOBAL ID:200903093417445297

エアバッグ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-094419
公開番号(公開出願番号):特開平9-277899
出願日: 1996年04月16日
公開日(公表日): 1997年10月28日
要約:
【要約】【課題】 乗員の身体の運動エネルギーを十分に吸収でき、しかも小型で安価なエアバッグ装置を得る。【解決手段】 エアバッグ装置10は、車体12の前後方向に長手の袋状に袋体24を備えており、この袋体24の後端部24Bはブラケット26の大径筒部32に固定されている。このブラケット26の大径筒部32とは逆側の小径筒部34には先端にプレート46が固定されたインフレータ36が挿入されており、プレート46によってブラケット26の内部は閉空間48とされている。インフレータ36が作動しガスが噴出すると、閉空間48にて上昇した内圧とガスの風圧がブラケット26の縦壁部28押圧し、ブラケット26をインフレータ36に沿って移動させて袋体24を伸直させる。この状態から更にブラケット26が移動すると、プレート46が外れガスによって袋体24が膨出される。
請求項(抜粋):
車体形状に応じて湾曲した状態で車体の内側に配設され、内部に放出されたガスの圧力によって所定の方向へ向けて長手となるように膨出し展開する長尺の袋体を備えたエアバッグ装置であって、前記袋体の長手方向一端部に対応して前記車体に固定され前記袋体の内部へ前記ガスを噴出するインフレータと、一端側から前記インフレータが挿入され他端側が前記袋体と連通し、前記袋体の長手方向一端部を保持した状態で前記インフレータに沿って移動可能な筒状のブラケットと、前記ブラケットの内部に設けられ、通常は前記ブラケットと前記袋体との連通を遮断し、前記ガス噴出時には前記ブラケットの内圧を上昇させて前記袋体を伸直させる方向へ前記ブラケットを移動させると共に、前記ブラケットが所定ストローク移動した状態では前記ブラケットから外れ前記ブラケットと前記袋体との遮断を解除する閉塞手段と、を設けたことを特徴とするエアバッグ装置。

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