特許
J-GLOBAL ID:200903093419487965

光波長合分波回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-001927
公開番号(公開出願番号):特開2002-207135
出願日: 2001年01月09日
公開日(公表日): 2002年07月26日
要約:
【要約】【課題】 MZIの多段構成やカスケード接続構成の適用を図り、溝の形成に起因する回路の損失特性の結果を抑制し、実用十分な特性を得ること。【解決手段】 Si基板121に、導波路122〜125、アーム導波路126〜131、方向性結合器132〜135、溝部136〜138が設けられ、溝部136〜137にはシリコーン樹脂が充填されており、導波路123,124および125に入出力光ファイバ142,143および144を光ファイバブロック139,140および141を介して接続した構成となっている。溝には、光導波路の実効屈折率の温度係数と異なる符合の屈折率温度係数を有する材料が充填され、第1の光カプラにおいて、入力光導波路から、光カプラに接続された光導波路対のうち長い側の光導波路へ分岐される光強度比が50%より小さい。
請求項(抜粋):
1本の入力光導波路から2本の出力光導波路へ光を分岐する第1の光カプラを1個と、2本の入力光導波路から2本の出力光導波路へ光を合流分岐する第2の光カプラをN(Nは自然数)個、および長さの異なる2本の光導波路を1対とする光導波路対をN対具備し、前記第1の光カプラに、前記N対の光導波路対および前記N個の第2の光カプラが交互に接続され、前記第1の光カプラの入力光導波路を入力ポートとし、前記第2の光カプラのうち端部に接続された光カプラの出力導波路を出力ポートとした構成を用い、1つの入力ポートから入力された複数の波長の異なる信号光を周期的に2つの出力ポートに分波する光波長合分波回路であって、前記光導波路対が、クラッドおよびコアからなる光導波路より構成されており、更に該光導波路対のうち少なくとも1対において、長い側の光導波路からクラッドの一部およびコアの一部を除去したことにより溝が形成されているとともに、該溝には、前記光導波路の実効屈折率の温度係数と異なる符合の屈折率温度係数を有する材料が充填され、かつ、前記第1の光カプラにおいて、入力光導波路から、該光カプラに接続された光導波路対のうち長い側の光導波路へ分岐される光強度比が、50%より小さいことを特徴とする光波長合分波回路。
Fターム (5件):
2H047KA03 ,  2H047KA12 ,  2H047KB04 ,  2H047LA18 ,  2H047TA37
引用特許:
審査官引用 (3件)

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