特許
J-GLOBAL ID:200903093422151129

難燃シラン架橋ポリオレフィンの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-336613
公開番号(公開出願番号):特開平9-235431
出願日: 1996年12月17日
公開日(公表日): 1997年09月09日
要約:
【要約】【課題】 シラノール縮合触媒及び難燃剤を含有した難燃ポリオレフィンのシラン架橋において、有機不飽和シラン等を高濃度に含有したキャリヤーポリマーにより一工程で難燃シラン架橋ポリオレフィンを製造するシラン架橋方法の提供を目的としたものである。【解決手段】 α-オレフィン重合体、難燃剤、吸水剤及びシラノール縮合触媒からなる難燃ポリオレフィンと、有機不飽和シラン及び遊離ラジカル発生剤を含有させた実質的に水の存在しないキャリヤーポリマーとを難燃ポリオレフィンのベースポリマーの結晶融点より高い温度において溶融混合して反応させ、次いで水分と接触させて架橋させることを特徴とする難燃シラン架橋ポリオレフィンの製造方法である。
請求項(抜粋):
(i)密度が0.92g/cm3以下のα-オレフィンの単独重合体又は共重合体100重量部に対して、難燃剤50〜200重量部、吸水剤0.5〜10重量部及びシラノール縮合触媒を添加してなる難燃ポリオレフィンと、(ii)一般式RR’SiY2(Rは1価のオレフィン性不飽和炭化水素基、Yは加水分解しうる有機基、R’は脂肪族不飽和炭化水素以外の1価の炭化水素基あるいはYと同じもの)で表される有機不飽和シラン及び遊離ラジカル発生剤を含有させた実質的に水の存在しないキャリヤーポリマーとを難燃ポリオレフィンのベースポリマーの結晶融点より高い温度において溶融混合して反応させ、次いで水分と接触させて架橋させることを特徴とする難燃シラン架橋ポリオレフィンの製造方法。
IPC (4件):
C08L 23/26 ,  C08K 3/20 KEB ,  C08K 5/09 KEP ,  C08K 5/54 KFP
FI (4件):
C08L 23/26 ,  C08K 3/20 KEB ,  C08K 5/09 KEP ,  C08K 5/54 KFP

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