特許
J-GLOBAL ID:200903093423126683

音質評価装置および音質評価方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 毅巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-051438
公開番号(公開出願番号):特開平10-253442
出願日: 1997年03月06日
公開日(公表日): 1998年09月25日
要約:
【要約】【課題】 騒音の構成音の中で音量は小さくても耳障りな音として認識される高周波ランダムノイズを評価する装置において、音の評価を精度良くし、心理的なうるささとの対応を容易にすることを目的とする。【解決手段】 評価対象音取得手段1にて取得した騒音は周波数領域抽出手段2にて高周波ランダムノイズが分布する周波数領域のデータにされ、周波数分析手段3にて周波数分析される。次に、評価精度を上げるために衝撃音除去手段4にて純音成分をあらかじめ除去してから、近似演算手段5において、周波数軸における周波数分析波形を直線によって近似し、そこで得られた領域の音を物理量算出手段7にて評価する。また、直線によって近似された周波数分析波形を人工音作成手段6によって再現し、その周波数分析波形を評価することにより、他の構成音の影響を受けずに、高周波ランダムノイズを評価することができる。
請求項(抜粋):
騒音を構成している構成音の中で音量は小さくても耳障りな音として認識される高周波ランダムノイズを評価する音質評価装置において、評価対象とする音を採取して電気信号に変換する評価対象音取得手段と、前記電気信号を周波数分析する周波数分析手段と、前記周波数分析手段により周波数分析したときの周波数と音圧レベルとの関係を周波数軸に対して直線で近似する近似演算手段と、直線で近似された周波数特性から前記高周波ランダムノイズの物理量を算出する物理量算出手段と、を備えていることを特徴とする音質評価装置。
IPC (2件):
G01H 3/08 ,  G01H 17/00
FI (2件):
G01H 3/08 ,  G01H 17/00 C

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