特許
J-GLOBAL ID:200903093429145353

内燃機関の点火時期制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-165504
公開番号(公開出願番号):特開2000-356177
出願日: 1999年06月11日
公開日(公表日): 2000年12月26日
要約:
【要約】【課題】 学習機能を有するノック制御システムを備えた内燃機関の点火時期制御装置において、ノック制御における学習値を、学習の行われていない領域に対して精度良く反映する。【解決手段】 PM2<PM(負荷)なる領域でのノック制御の学習値は、新品の場合AKGB、中古品の場合AKGMとなる。学習値に基づきPM<PM2なる非学習領域に反映させるべき学習反映値は、新品の場合、ノッキング限界と基本点火進角度とが交差する負荷PM1に向けてAKGBを減少させたものにほぼ一致する。そこで、中古品の場合には、AKGBを減少させる傾きと同一の傾きでAKGMを減少させたEAKGを、学習反映値として採用する。
請求項(抜粋):
ノッキングを検出するノッキング検出手段と、前記ノッキング検出手段によりノッキングが検出されたときに点火時期を遅角しかつノッキングが検出されないときに点火時期を進角するための補正遅角量を演算する遅角量演算手段と、前記遅角量演算手段によって演算される補正遅角量がほぼ一定となるべき機関負荷領域である学習領域において、前記遅角量演算手段によって演算される補正遅角量を所定範囲内の値にするための学習値を演算する学習値演算手段と、前記学習領域にあっては、前記学習値演算手段によって演算された学習値を学習反映値とする一方、前記学習領域以外の機関負荷領域である非学習領域にあっては、所定の基準負荷、所定の基準遅角量、前記学習領域の開始負荷、前記学習値演算手段によって演算された学習値、及び現在の機関負荷に基づいて学習反映値を演算する学習反映値演算手段と、機関負荷に応じて予め定められている基本点火時期に、前記遅角量演算手段によって演算された補正遅角量、及び、前記学習反映値演算手段によって演算された学習反映値、を反映させて実行点火時期を演算する点火時期演算手段と、を具備する、内燃機関の点火時期制御装置。
IPC (2件):
F02P 5/152 ,  F02P 5/153
Fターム (16件):
3G022CA00 ,  3G022CA09 ,  3G022DA02 ,  3G022EA02 ,  3G022FA03 ,  3G022FA05 ,  3G022FA07 ,  3G022FA08 ,  3G022FA10 ,  3G022GA00 ,  3G022GA01 ,  3G022GA02 ,  3G022GA05 ,  3G022GA06 ,  3G022GA07 ,  3G022GA13

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