特許

J-GLOBAL ID：200903093434680810

超伝導マグネット装置

発明者： 浅野 陽一郎 ,  大平 勝秀 ,  松尾 忍
出願人/特許権者： 三菱重工業株式会社
代理人 (1件)： 坂間 暁 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-256876
公開番号（公開出願番号）：特開平7-111212
出願日： 1993年10月14日
公開日（公表日）： 1995年04月25日
要約：

【要約】【目的】 電源の小型化、低コスト化を図るとともに、パワーリードの発熱によるクライオスタット内の液体ヘリウム(LHe )の蒸発量を抑制する。【構成】 超伝導線材により形成された1次コイル32と2次コイル33を有する電流変換器30をLHe が注入されたクライオスタット内の超伝導マグネット6とパワーリード13の間に接続し、電源14から供給される電流は上記電流変換器30により増幅されて超伝導マグネット6に供給されるものとすることによって、電源14の小型化、低コスト化を可能にするとともに、パワーリード13の細線化を可能とし、また、パワーリード13の発熱量が抑制されるため、クライオスタット内におけるLHe の蒸発量の低減が可能となる。

請求項（抜粋）：

液体ヘリウムが注入されたクライオスタット内に配設されパワーリードを介してクライオスタット外の電源に接続された超伝導マグネットを備えた超伝導マグネット装置において、上記クライオスタット内に配設され、上記パワーリードと超伝導マグネットの間に接続され、超伝導線材によりそれぞれ形成され上記パワーリードと超伝導マグネットにそれぞれ接続された1次コイルと2次コイルを有し、1次コイルに流入した電流を増幅して2次コイルから出力する電流変換器を備えたことを特徴とする超伝導マグネット装置。