特許
J-GLOBAL ID:200903093439592463

疲労特性に優れる非調質鋼の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋沢 政光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-271201
公開番号(公開出願番号):特開平7-102340
出願日: 1993年10月05日
公開日(公表日): 1995年04月18日
要約:
【要約】【目的】 自動車用,機械構造用部品に使用される非調質鋼を対象とし、優れた疲労強度,切削性および降伏強度を有する非調質鋼の製造方法を提供する。【構成】 重量比にして、C :0.15〜0.50%,Si:0.005〜2.00%,Mn:0.40〜2.00%,S :0.01〜0.10%,Al:0.0005〜0.05%,Ti:0.003〜0.05%,N :0.0020〜0.0200%,V :0.20〜0.70%とさらに特定量のCr,Mo,Nb,Pb,Caの1種または2種以上を含有し、熱間鍛造後冷却させて変態が終了した後の金属組織の90%以上がフェライト+パーライト組織であるようにし、さらに200〜700°Cで時効処理を行う。【効果】 疲労特性,切削性および降伏特性に優れた非調質鋼の製造が可能となり、産業上の効果は極めて大きい。
請求項(抜粋):
重量比にして、C :0.15〜0.50%,Si:0.005〜2.00%,Mn:0.40〜2.00%,S :0.01〜0.10%,Al:0.0005〜0.05%,Ti:0.003〜0.05%,N :0.0020〜0.0200%,V :0.20〜0.70%を含有し、残部はFeならびに不純物元素からなる組成の鋼材を、AC3点以上の温度に加熱して熱間鍛造を施し、冷却させて変態が終了した後の金属組織の90%以上がフェライト+パーライト組織であるようにし、これにさらに200〜700°Cの温度で時効処理を行うことを特徴とする疲労特性に優れる非調質鋼の製造方法。
IPC (3件):
C22C 38/00 301 ,  C21D 6/00 ,  C21D 8/00
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-219044
  • 特開昭63-199848
  • 特開平3-211227

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