特許
J-GLOBAL ID:200903093440974086

光子バンド構造のミラー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-202395
公開番号(公開出願番号):特開平6-242313
出願日: 1993年08月16日
公開日(公表日): 1994年09月02日
要約:
【要約】【目的】 比較的高出力で作動し、単モード回折制限光線を発生し、複数のレーザ・ダイオードを0度移相アレイ・モードで作動するように接続し、単メインローブ遠視野像を発生するか、或いは均一位相横方向モードで作動し、構造簡単で安価に製作できるレーザ・ダイオード・アレイまたは広域装置を提供する。【構成】 ダイオード・レーザの同相モード動作を達成する装置が提供される。周期格子構造を有する光子バンドギャップ・ミラー(光子結晶)が、レーザ・ダイオード・アレイの片側から発する光の前方に設置される。光子結晶の不完全な光子バンドギャップにより、結晶に対して直角の光が主として反射され、或る角度の光は主としてミラーを透過する。同相発光が主として直角であり、又、位相ずれ発光が主として軸ずれであるために、レーザ・キャビティへ反射した光が主たるレーザ作用モードとなる。主として透過した位相ずれモードはかなり大きな損失を持つことになる。こうしてできたレーザ・ダイオード装置は、同相で作動し、単一ローブ型の遠視野像分布を発生する。
請求項(抜粋):
同相光を発生するためのレーザを含む装置において、所定波長の光線を発生するレーザと、上記レーザからの光を受け取るように配置され、第1屈折率を有する規則的な幾何学形状の周期格子構造体とを具備し、上記周期格子構造体は、上記幾何学形状の間に存在する介在媒体を含み、この介在媒体は、上記第1屈折率とは異なる第2の屈折率を有し、そして更に、上記周期格子構造体は、上記幾何学形状間に空間周期を有し、この空間周期は、上記周期格子の光子バンド構造の結果として、上記レーザからの対称的な単相モードの光が上記周期格子構造体によって他のモードに比して実質的に高い反射率で反射されるように選択されることを特徴とする装置。
IPC (2件):
G02B 5/28 ,  H01S 3/25

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