特許
J-GLOBAL ID:200903093450345230

シリンダのシール組み付け構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 嶋 宣之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-144984
公開番号(公開出願番号):特開2001-324024
出願日: 2000年05月17日
公開日(公表日): 2001年11月22日
要約:
【要約】【課題】 油圧シリンダの軸受ブロックとピストンロッドとの間をシールするシール部材の破損を防止して、油漏れを防ぐ。【解決手段】 軸受ブロック3の端面に開口する第1環状凹部9と、この第1環状凹部9に開口しOリング11,シールリング12を支持する第2環状凹部10とからなる、シール組み付け部7において、第2環状凹部10の軸方向の距離HをOリング11厚さよりも長くした。また、このシール組み付け部7に嵌入するシールホルダ8は、上記第1環状凹部9と嵌合する基部14と、第2環状凹部10に挿入する凸部15とを有している。そしてシールホルダ8をシール組み付け部7に嵌入すると、上記凸部15がOリング11を押し付けて、このOリング11にシール機能を発揮させるようにした。
請求項(抜粋):
シリンダのチューブに摺動自在に組み込んだピストンと、ピストンと一体となって移動するピストンロッドと、このピストンロッドを支持する軸受ブロックと、軸受ブロックとピストンロッドとの間をシールするシール部材と、シール部材を支持するシール組み付け部とを備えるシリンダのシール組み付け構造において、上記シール組み付け部は、軸受ブロックの端面に開口する第1環状凹部と、この第1環状凹部に開口しシール部材を支持する第2環状凹部とからなり、この第2環状凹部の直径は第1環状凹部の直径よりも小さく、かつ、この第2環状凹部の軸方向の距離をシール部材の厚さよりも長くするとともに、上記第1環状凹部に嵌め込む基部と、この基部から第2環状凹部方向へ突き出た凸部とを有するシールホルダを上記シール組み付け部に嵌入したとき、上記凸部の先端が上記シール部材に当接してシール溝を形成し、このシール部材にシール機能をもたせる構成にしたシリンダのシール組み付け構造。
Fターム (5件):
3J043AA13 ,  3J043BA08 ,  3J043CA01 ,  3J043CA06 ,  3J043DA09

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