特許
J-GLOBAL ID:200903093451109298

多重にゼロクロスが検出される超音波フローセンサにおける伝搬時間差の決定

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 矢野 敏雄 ,  アインゼル・フェリックス=ラインハルト ,  ラインハルト・アインゼル
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-503315
公開番号(公開出願番号):特表2007-529724
出願日: 2005年01月19日
公開日(公表日): 2007年10月25日
要約:
本発明は、例えば流体(1)のボリュームフローまたはマスフローを測定する超音波フローセンサに関し、ここでこの超音波フローセンサは、流れ方向(2)にずらした配置された超音波変換器(A,B)と、制御および評価回路(4)とを有しており、上記超音波変換器(A,B)により、1つずつの周期的な超音波信号(S1,S2)が別の超音波変換器(B,A)に送信され、上記の超音波変換器(A,B)のうちの一つにおいて超音波信号(S1,S2)が受信されると上記の制御および評価回路(4)により、超音波信号(S1,S2)当たりに複数の受信時点(ti′,ti′′)が検出され、これらの受信時点から測定量(5)が求められる。前記制御および評価ユニット(4)が、少なくとも2つのカウンタ(5a,5b)を含んでおり、これらの2つのカウンタのうちの第1カウンタ(5a)によって、信号(S2,P)の最初の切換ないしは受信時点(t1′)から超音波信号(S1)の少なくとも最初の受信時点(t1′′)までの持続時間(Δt′)がカウントされ、第2カウンタによって、前記信号(S1,S2,P)のペアにまとめた複数の切換時点ないしは受信時点のうちの第1の切り換えないしは受信時点と、第2の切り換えないしは受信時点(ti′,ti′′)との間の時間(Δt′′)それぞれが求められる場合、上記の測定の精度が格段に改善される。
請求項(抜粋):
例えば、管路(3)を流れる流体(1)のボリュームフローまたはマスフローを測定する超音波フローセンサであって、 前記超音波フローセンサは、流れ方向(2)にずらして配置された超音波変換器(A,B)と、制御および評価回路(4)とを有しており、 前記超音波変換器により、1つずつの周期的な超音波信号(S1,S2)が別の超音波変換器(A,B)に送信され、 当該超音波変換器(A,B)のうちの1つにて超音波信号(S1,S2)が受信されると、前記制御および評価回路により、超音波信号(S1,S2)当たりに複数の受信時点(ti′,ti′′)が検出され、当該の受信時点から測定量(5)が形成される形式の超音波フローセンサにおいて、 前記制御および評価ユニット(4)は、少なくとも2つのカウンタ(5a,5b)を含んでおり、 当該の2つのカウンタのうちの第1カウンタ(5a)によって、超音波信号(S1)の少なくとも最初の受信時点(t2′′)まで、第1の信号(S2,P)のフルのインターバル([ti′,ti+1′])がカウントされ、 第2カウンタ(5b)によって、前記信号(S1,S2,P)のペアにまとめた複数の切換時点ないしは受信時点(ti′,ti′′)のうちの第1の切り換えないしは受信時点(A4)と、第2の切り換えないしは受信時点(B2)との間の1つずつの時間(Δt′′)が求められることを特徴とする 超音波フローセンサ。
IPC (1件):
G01F 1/66
FI (1件):
G01F1/66 102
Fターム (2件):
2F035DA16 ,  2F035DA19

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