特許
J-GLOBAL ID:200903093452533700

電動パワーステアリング用トルクセンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 綾田 正道 ,  朝倉 悟 ,  今村 定昭 ,  坂本 栄一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-251135
公開番号(公開出願番号):特開2004-093183
出願日: 2002年08月29日
公開日(公表日): 2004年03月25日
要約:
【課題】熱かしめによりヨーク部材から検出コイルが脱落することを防止しつつ、コイルボビンの線膨張係数をヨーク部材のそれと一致させることなしに、温度変化や振動に基づくトルク検出値の変動を抑制することができる電動パワーステアリング用トルクセンサの提供。【解決手段】予めコイルボビン14の上面壁とヨーク部材80の上面壁との軸方向対向面部分の少なくともいずれか一方の面、および、貫通穴81の内周面とかしめ用突起141の外周面の少なくともいずれか一方の面に、それぞれ伸縮性を有する接着剤15a、15bを塗布した状態で、トルク検出用コイル8が収容された状態のコイルボビン14をヨーク部材80内に収容し、貫通穴81を貫通して上部に突出したかしめ用突起141を熱かしめして半球状の熱かしめ部142を形成することにより、ヨーク部材80内への組み付け固定を行う。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
第1回転軸と第2回転軸との間に介装された弾性体と、 前記第1回転軸側に固定されていて少なくとも軸方向一側面に円周方向所定間隔のもとに切欠部が複数形成された磁性材料よりなる被包囲部材と、 該被包囲部材における切欠部が形成された側面と軸方向に対向する状態で前記第2回転軸側に固定されていて前記被包囲部材における切欠部に対応し軸方向に貫通する切欠部が円周方向所定間隔のもとに複数形成された導電性かつ非磁性材料よりなる包囲部材と、 該包囲部材側に軸方向に対向する状態で設けられていて前記被包囲部材の切欠部および非切欠部と包囲部材の切欠部との重なり具合の変化をインピーダンス変化に基づいて検出することにより前記第1回転軸と第2回転軸との間に発生するトルクを検出する検出コイルと、 該検出コイルが収容される合成樹脂材料からなるコイルボビンと、 該検出コイルを包囲する磁性材料からなるヨーク部材と、 を備えた電動パワーステアリング用トルクセンサにおいて、 少なくとも前記コイルボビンとヨーク部材との軸方向対向面部分を伸縮性を有する接着剤により接合した後に、前記ヨーク部材に形成された貫通穴に挿通した前記コイルボビンに一体に形成されたかしめ用突起を熱かしめすることにより前記検出コイルがヨーク部材に固定されていることを特徴とする電動パワーステアリング用トルクセンサ。
IPC (2件):
G01L3/10 ,  B62D5/04
FI (2件):
G01L3/10 303A ,  B62D5/04
Fターム (2件):
3D033CA16 ,  3D033CA28

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