特許
J-GLOBAL ID:200903093458287930

筒内直噴エンジンの燃料噴射時期制御方法及び吸気系噴射エンジンの燃料噴射時期制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-003592
公開番号(公開出願番号):特開平8-189392
出願日: 1995年01月12日
公開日(公表日): 1996年07月23日
要約:
【要約】【目的】 希薄燃焼時のNOx触媒によるNOx還元浄化作用の促進を図る。【構成】 NOx触媒の下流にNOx濃度センサを配設し、このNOx濃度センサで検出した実NOx濃度CONprと、エンジン運転状態に応じて設定した許容NOx濃度CONsとを比較し(S34)、実NOx濃度CONprが許容NOx濃度CONsよりも高い場合には、現運転時の燃焼方式が成層燃焼であれば、燃料噴射時期を所定進角補正時間分だけ早めて燃料噴射し、一方、均一燃焼が選択されていれば、上記燃料噴射時期を所定遅角補正時間分だけ遅らせて燃料噴射する。その結果、成層燃焼では、燃料が正規の噴射時期よりも早めに噴射されるため噴霧の拡散が促進され、局所的に空燃比リーンの部分が形成され、また均一燃焼では、正規の噴射時期よりも遅れて燃料噴射されるため、混合気中に空燃比リーンの不均質部分が形成され、この空燃比リーン部分での未燃焼ガスによりHC量が増加し、NOx触媒によるNOx還元浄化作用が促進される。
請求項(抜粋):
エンジン運転状態に応じ、燃料噴射量、噴射時期、及び点火時期を設定し、低負荷域では成層燃焼方式を選択し、高負荷域では均一燃焼方式を選択し、且つ排気系にNOx触媒を備えると共に、このNOx触媒の下流にNOx濃度センサを配設した筒内直噴エンジンにおいて、エンジン運転状態に基づいて許容NOx濃度を設定し、この許容NOx濃度と上記NOx濃度センサにより検出した実NOx濃度とを比較し、この実NOx濃度が上記許容NOx濃度よりも高いとき、成層燃焼選択時には燃料噴射時期を正規の噴射時期よりも早めに設定し、また均一燃焼選択時には燃料噴射時期を正規の噴射時期より遅らせて設定することを特徴とする筒内直噴エンジンの燃料噴射時期制御方法。
IPC (9件):
F02D 41/04 335 ,  F02D 41/04 ZAB ,  F01N 3/24 ZAB ,  F01N 3/28 ZAB ,  F01N 3/28 301 ,  F02B 17/00 ZAB ,  F02D 45/00 ZAB ,  F02D 45/00 376 ,  F02M 69/04 ZAB

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