特許
J-GLOBAL ID:200903093458842578

デイーゼル機関の燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-249357
公開番号(公開出願番号):特開平5-086932
出願日: 1991年09月27日
公開日(公表日): 1993年04月06日
要約:
【要約】【目的】 低温クランキング状態の良好な始動性を確保し、その後のアイドル安定前のレーシングなどによる失火の発生をも防止し、確実にかつ安定的に低温始動状態の燃焼制御を行う。【構成】 スタータスイッチ,冷却水温、エンジン回転数の状態から、低温クランキング状態または、低温レーシング状態を検出し、スプリット噴射モードを設定する。回転同期割り込みルーチンにおいて、目標燃料噴射量QFIN,目標通電期間TQを算出し(S210,S220)、スプリット噴射モードがONに設定されている場合はプレ噴射通電期間TQpを求め(S230,S270)、主噴射通電期間TQmを求め(S280)、BTDC15°CAにおいてプレ噴射を、TDCにおいて主噴射を実行する(S250)。
請求項(抜粋):
ディーゼル機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、該検出される運転状態に基づいて必要な燃料噴射量及び燃料噴射時期を含んだ燃料噴射条件を演算する燃料噴射条件演算手段と、該演算された燃料噴射条件に基づいて燃料噴射を行う燃料噴射手段とを備えるディーゼル機関の燃料噴射装置において、ディーゼル機関が所定の低温始動状態にあるか否かを判定する判定手段と、該判定手段によりディーゼル機関が所定の低温始動状態にあると判定された場合には、燃料噴射を複数回に分けたスプリット噴射の実行を指示するスプリット噴射指示手段と、該スプリット噴射の実行が指示された場合には、前記必要な燃料噴射量をスプリット噴射の各燃料噴射に配分する燃料噴射量配分手段と、該配分がなされた場合には、前記燃料噴時期に代えて、上死点前の所定時期とその後の所定時期とからなるスプリット噴射の各噴射時期を設定するスプリット噴射時期設定手段とを備えることを特徴とするディーゼル機関の燃料噴射装置。
IPC (3件):
F02D 41/06 380 ,  F02D 41/06 385 ,  F02D 41/40
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭63-266139
  • 特開昭62-000659
  • 特開平2-095742
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