特許
J-GLOBAL ID:200903093462314454

スペクトラム拡散通信同期捕捉復調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-120395
公開番号(公開出願番号):特開平10-313267
出願日: 1997年05月12日
公開日(公表日): 1998年11月24日
要約:
【要約】【課題】 雑音が多くても同期タイミングを捕捉でき、同期タイミングの変化を即座に追従できるスペクトラム拡散通信同期捕捉復調装置を提供すること。【解決手段】 この装置では、同期回路100において、アンテナからの受信信号を局部発振器1及びLPF2でベースバンド信号に変換してS/H3でサンプルし、相関器4では受信信号の拡散符号とそのシンボルとを乗算した相関値を得、シンボル積分器5では相関値に対応するシンボルの理論値又は復調後の判定値に基づいて相関値を逆変調して複数シンボル加算したパワー値を得る。復調パス選択部8では、短時間積分パスサーチ部6からのパワー値を短時間加算して大きい順に選択したもの及び長時間積分パスサーチ部7からのパワー値を長時間加算して大きい順に選択したものから受信タイミングを選択し、これに従って相関器9で逆拡散を行い、RAKE・SD部11で合成信号を判定して判定値を得る。
請求項(抜粋):
送信データを変調した後に拡散符号を用いてスペクトラム拡散して送信されたスペクトラム拡散信号を受信信号として受信復調して受信データを再生する際、該拡散符号と同じものを用いて逆拡散した後に復調する無線通信装置に設けられるスペクトラム拡散符号同期回路において、前記受信信号をベースバンド信号に変換する信号変換部と、前記ベースバンド信号をサンプリングして蓄えて保持し、サンプリング信号を出力するサンプルホールド回路と、前記サンプリング信号と前記拡散符号による拡散信号との相関を取って第1の相関値を得る復調用の第1の相関器と、前記第1の相関値に対応するシンボルの理論値又は未知シンボルのときの復調後の判定値の何れかに基づいて該第1の相関値を逆変調して複数シンボル加算し、該複数シンボル加算のパワーを求めてパワー値を得るシンボル積分器と、前記パワー値を複数スロット分加算して1スロット当たりのパワーが大きい順に上位から前記第1の相関器数だけ選択する短時間積分パスサーチ部と、前記パワー値を複数スロット分時間的に短時間積分パスサーチ部よりも長く加算して1スロット当たりのパワーが大きい順に上位から前記第1の相関器数だけ選択する長時間積分パスサーチ部と、前記短時間積分パスサーチ部と前記長時間積分パスサーチ部とで選択したタイミングから1スロット当たりのパワーが大きい順に復調用受信タイミングを選択する復調パス選択部と、前記復調用受信タイミングにより前記受信信号と前記拡散信号との相関を取って第2の相関値を得る第2の相関器と、前記第2の相関値を検波して検波信号を出力する検波器と、前記検波信号をそれぞれのパスでRAKE合成及びスペース・ダイバーシティ合成のうちの何れかの合成により得られる合成信号に基づいて前記判定値を出力する信号合成部とを備えたことを特徴とするスペクトラム拡散通信同期捕捉復調装置。
IPC (4件):
H04B 1/707 ,  H04B 7/08 ,  H04L 7/00 ,  H04L 27/26
FI (4件):
H04J 13/00 D ,  H04B 7/08 D ,  H04L 7/00 C ,  H04L 27/26 D

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