特許
J-GLOBAL ID:200903093471072471

ニッケル基合金の大直径インゴットの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 社本 一夫 ,  増井 忠弐 ,  小林 泰 ,  千葉 昭男 ,  富田 博行 ,  戸水 辰男
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-571947
公開番号(公開出願番号):特表2004-527377
出願日: 2002年02月25日
公開日(公表日): 2004年09月09日
要約:
ニッケル基合金を製造する方法であって、この合金を鋳型内で鋳造し、次いでインゴットを少なくとも1200oF(649°C)で少なくとも10時間、焼鈍し、そして過時効させる工程を含む。このインゴットは少なくとも8ポンド/分(3.63kg/分)の融解速度でエレクトロスラグ再溶解され、次いでこのESRインゴットは、完全に凝固した後の4時間以内に加熱炉に移送され、そして新規なポストESR熱処理が実施される。適切なVAR電極がこのESRインゴットから得られ、そしてこの電極は、8〜11ポンド/分(3.63〜5kg/分)の融解速度で真空アーク再溶解されて、VARインゴットを与える。この方法は、合金718および鋳造の間に著しい偏析を生じる他のニッケル基超合金から30インチ(762mm)より大きい直径を有する高品質のVARインゴットを調製できる。
請求項(抜粋):
実質的に正偏析と負偏析のないニッケル基超合金を製造する方法であって、この方法は、 ニッケル基超合金である合金を鋳型内で鋳造し、 前記合金を少なくとも1200oF(649°C)で少なくとも10時間加熱することによって、前記合金を焼鈍し、そして過時効させ、 少なくとも8ポンド/分(3.63kg/分)の融解速度で前記合金をエレクトロスラグ再溶解し、 完全に凝固した後の4時間以内に前記合金を加熱炉に移動させ、 前記合金を前記加熱炉内に600oF(316°C)〜1800oF(982°C)の第1温度で少なくとも10時間保持し、 前記合金中での熱応力の発生を抑制する方法で、前記第1温度から少なくとも2125oF(1163°C)の第2温度まで前記加熱炉の温度を増大させ、 前記第2温度を少なくとも10時間保持し、 8〜11ポンド/分(3.63〜5kg/分)の融解速度で前記合金のVAR電極を真空アーク再溶解して、VARインゴットを得る、 工程を含む、方法。
IPC (4件):
B22D23/10 ,  C22C19/05 ,  C22F1/00 ,  C22F1/10
FI (11件):
B22D23/10 531 ,  B22D23/10 522 ,  C22C19/05 C ,  C22C19/05 F ,  C22F1/00 611 ,  C22F1/00 624 ,  C22F1/00 681 ,  C22F1/00 682 ,  C22F1/00 691B ,  C22F1/00 691C ,  C22F1/10 H
引用特許:
審査官引用 (3件)
引用文献:
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る