特許
J-GLOBAL ID:200903093471118668

蓄冷熱装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-340938
公開番号(公開出願番号):特開平5-196379
出願日: 1991年12月24日
公開日(公表日): 1993年08月06日
要約:
【要約】【目的】 蓄熱密度が大きくて熱を有効に利用することができ、しかも、安価である蓄冷熱装置を提供する。【構成】 この蓄冷熱装置では、内部に熱交換器6を有し潜熱蓄熱材Hである高融点エマルション3が入れられる蓄熱槽A、内部に熱交換器7を有し潜熱蓄熱材Lである低融点エマルション4が入れられる蓄熱槽B、放熱器11、蓄熱槽AおよびBと放熱器11とを接続する配管13・19〜21、および、配管内に潜熱蓄熱材HまたはLを流すためのポンプ5、および、放熱器11へ送る潜熱蓄熱材をHかまたはLかに切り換える制御弁15〜18を備えている。蓄熱槽AまたはBで熱を蓄えた潜熱蓄熱材HまたはLを放熱器11で熱の授受をさせて元の蓄熱槽へ戻すようになっており、潜熱蓄熱材HおよびLとして、連続相となる液体にこの液体に不溶で同液体よりも高い温度で融解する相変化材料が分散されてなる分散液が用いられており、潜熱蓄熱材HとLとが融点の異なるものである。
請求項(抜粋):
内部に熱交換器を有し潜熱蓄熱材Hが入れられる蓄熱槽A、内部に熱交換器を有し潜熱蓄熱材Lが入れられる蓄熱槽B、放熱部、蓄熱槽AおよびBと放熱部とを接続する配管、および、配管内に潜熱蓄熱材HまたはLを流すためのポンプ、および、放熱部へ送る潜熱蓄熱材をHかまたはLかに切り換える手段を備え、蓄熱槽AまたはBで熱を蓄えた潜熱蓄熱材HまたはLを放熱部で熱の授受をさせて元の蓄熱槽へ戻すようになっており、潜熱蓄熱材HおよびLとして、連続相となる液体にこの液体に不溶で同液体よりも高い温度で融解する相変化材料が分散されてなる分散液が用いられており、潜熱蓄熱材HとLとが融点の異なるものである蓄冷熱装置。

前のページに戻る