特許

J-GLOBAL ID：200903093472884500

筒内燃料噴射エンジンの燃料噴射制御装置

発明者： 松浦 崇 ,  難波 篤史 ,  秋本 晃 ,  羽倉 信宏
出願人/特許権者： 富士重工業株式会社
代理人 (1件)： 伊藤 進
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-340110
公開番号（公開出願番号）：特開平11-173199
出願日： 1997年12月10日
公開日（公表日）： 1999年06月29日
要約：

【要約】【課題】インジェクタ特性に対する補正と燃料圧力に対する補正とを分離し、燃料噴射量のセッティングを容易とし、制御精度を向上する。【解決手段】エンジン回転数Neとアクセル開度ALPHとに基づいて基本燃料噴射量GFを設定する(S22)。そして、この基本燃料噴射量GFを得るためのインジェクタ14に対する基本燃料噴射パルス幅Tpを、上記基本燃料噴射量GFに基づいてテーブル参照により設定する(S23)。すなわち、インジェクタ特性に対応して基本燃料噴射量GFが基本燃料噴射パルス幅Tpに変換され、基本燃料噴射パルス幅Tpの設定の際に、インジェクタ特性に対する補正が行われる。さらに、この基本燃料噴射パルス幅Tpと燃料圧力Pfに基づいて燃料圧力補正係数Kpを設定し(S24)、この燃料圧力補正係数Kpにより上記基本燃料噴射パルス幅Tpを補正することで、燃料圧力Pfに対する補正を行い、インジェクタ14に対する最終的な燃料噴射パルス幅Tiを設定する(S25)。

請求項（抜粋）：

エンジン運転状態に基づいて設定した燃料噴射量を燃料圧力に応じて補正し、該噴射量による燃料をインジェクタにより筒内に噴射する筒内燃料噴射エンジンの燃料噴射制御装置において、エンジン運転状態に基づき基本燃料噴射量を設定する基本燃料噴射量設定手段と、上記基本燃料噴射量を得るためのインジェクタに対する基本燃料噴射パルス幅を、上記基本燃料噴射量に基づいて設定する基本燃料噴射パルス幅設定手段と、上記基本燃料噴射パルス幅と燃料圧力に基づいて、基本燃料噴射パルス幅を燃料圧力に応じて補正するための燃料圧力補正係数を設定する燃料圧力補正係数設定手段と、上記基本燃料噴射パルス幅を上記燃料圧力補正係数により補正してインジェクタに対する最終的な燃料噴射パルス幅を設定する燃料噴射パルス幅設定手段とを備えたことを特徴とする筒内燃料噴射エンジンの燃料噴射制御装置。

IPC (7件)：

F02D 41/34 ,  F02D 41/02 325 ,  F02D 41/04 330 ,  F02D 41/04 ,  F02D 41/32 ,  F02D 45/00 320 ,  F02D 45/00 376

FI (7件)：

F02D 41/34 N ,  F02D 41/02 325 A ,  F02D 41/04 330 F ,  F02D 41/04 330 P ,  F02D 41/32 A ,  F02D 45/00 320 A ,  F02D 45/00 376 C