特許
J-GLOBAL ID:200903093474298209

異形断面中空繊維およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 辻 良子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-070484
公開番号(公開出願番号):特開平8-246225
出願日: 1995年03月06日
公開日(公表日): 1996年09月24日
要約:
【要約】【構成】 最大の辺とそれよりも短い4つの辺からなる略五角形の断面形状を有し、最大の辺が10〜30μmの曲率半径で繊維の内側に湾曲し且つ5つの頂点に(高さ/幅)=0.6〜1.0の突起を有する異形断面中空繊維、並びに前記中空繊維を、C字形スリットにその両端部間の連結部を挟んで内側に向けて2個の平行なスリット(A1,A1)を有し、該C字形スリットの外側に5〜9個の直線状スリット(B1)を有し、C字形スリットの連結部の最も近くに対称的に設けた2個の直線状スリット(B1,B1)のなす角(θ1)が100°〜130°で且つ[スリット(A1)の面積a]/[直線状スリット(B1)の面積b]=0.3〜0.6の紡糸ノズルから溶融紡糸して製造する方法【効果】 本発明の略五角形の断面形状の異形断面中空繊維は、分離性、開繊性、嵩高性、反発弾性、回復性、保温性、ドレープ性等の諸特性に極めて優れており、詰め綿やクッション材等として有効に使用することができる。
請求項(抜粋):
略五角形の横断面形状を有する異形断面中空繊維であって、その横断面形状が、下記の(i)〜(iii)の要件;(i) 1つの最大の辺部(S1)とそれよりも短い4つの辺部(S2,S3,S4,S5)から構成されていて、最大の辺部(S1)の一方の端部から順に辺部(S2)、辺部(S3)、辺部(S4)および辺部(S5)が該最大の辺部(S1)のもう一方の端部へと連なって中空の略五角形の形状をなしている;(ii) 上記最大の辺部(S1)が、10〜30μmの曲率半径で繊維の内側に向かって湾曲している;および、(iii) 上記略五角形の5つの頂点に、幅(W)に対する高さ(H)の比(H/W)が0.6〜1.0である突起部をそれぞれ有している;を満足する横断面形状であることを特徴とする略五角形の横断面形状を有する異形断面中空繊維。
IPC (5件):
D01D 5/24 ,  D01D 5/23 ,  D01D 11/02 ,  D02J 1/22 ,  D04H 1/02
FI (5件):
D01D 5/24 Z ,  D01D 5/23 ,  D01D 11/02 ,  D02J 1/22 Q ,  D04H 1/02

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