特許
J-GLOBAL ID:200903093477324162

アーチファクトを排除した無呼吸検出器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-554276
公開番号(公開出願番号):特表2002-518077
出願日: 1999年06月17日
公開日(公表日): 2002年06月25日
要約:
【要約】インピーダンス型呼吸記録法による呼吸信号と患者の心拍数を無呼吸検出器によって監視する方法および装置。呼吸事象、すなわち呼吸、吸気、呼気を分析するために、呼吸信号の変位の振幅を監視する。呼吸が検出されないまま、選択された時間が経過すると、カウンタは閾値計数値に達し、アラームを起動する。呼吸信号の連続ピーク、ピークまたは谷の検出等によって、呼吸事象が検出されると、タイマがリセットされる。この方法および装置は、無呼吸のフォールスネガティブ表示を防ぐために、呼吸サイクル以外に現れるアーチファクトを排除する。周期的に発生するピークが正常呼吸と比較して選択された振幅範囲内にあり、かつ患者の心拍数に近いときには、呼吸を表すものとして排除される。波形が正常な吸気または呼気にほぼ対応する選択されたレベルだけ第2のピークから減少するまでの期間にわたって平均変化率を得るために、ため息またはベースライン変化による連続ピークが測定される。変化が遅過ぎる場合は、アーチファクトとして排除される。したがって、ため息が呼吸として誤認されることはない。
請求項(抜粋):
患者からのインピーダンス型呼吸記録法(impedance pneumography)による信号を表す呼吸信号と、患者の心拍数信号とを受けとり、第1の最大値から第2の最大値までの前記呼吸信号の変曲点間の振幅変位を測定する信号処理手段と、 第1低閾値を超える第1タイプとして、または、第2高閾値を超える第2タイプとして前記変位を分類し、前記第1閾値以下の変位を廃棄する手段と、 前記第1タイプの第1時間間隔として現在の最大値を分析し、前記連続する現最大値間隔と現心拍周期とを比較する手段と、 可能性のある呼吸事象を示す前記連続最大値の最新最大値を通知する手段と、 間隔が予め選択された周期範囲内にあるとき前記連続最大値をアーチファクトとして排除する手段と、 次の心拍周期と比較するために第1タイプの次最大値と前記現最大値間の新たな時間間隔を分析する手段と、 前記新たな間隔が次の区間の予め選択された次周期範囲内にあるときに前記現最大値および前記次最大値をアーチファクトとして排除する手段と、 最小値と最大値の間の変位を比較し、前記変位の1つが第2レベルを超えたときに呼吸事象を認識する手段とを有する睡眠時無呼吸モニタ。
IPC (3件):
A61B 5/05 ,  A61B 5/0452 ,  A61B 5/08
FI (3件):
A61B 5/05 B ,  A61B 5/08 ,  A61B 5/04 312 U
Fターム (18件):
4C027AA02 ,  4C027AA06 ,  4C027CC00 ,  4C027EE08 ,  4C027FF01 ,  4C027GG07 ,  4C027GG09 ,  4C027GG16 ,  4C027GG18 ,  4C027HH06 ,  4C027KK03 ,  4C027KK05 ,  4C038SS09 ,  4C038ST04 ,  4C038SV00 ,  4C038SV03 ,  4C038SX07 ,  4C038SX09

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