特許
J-GLOBAL ID:200903093480073421

モ-タ駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-001389
公開番号(公開出願番号):特開2000-201494
出願日: 1999年01月06日
公開日(公表日): 2000年07月18日
要約:
【要約】【課題】 本発明はモータ駆動装置に係り、磁極位置センサを用いずに正弦波電流にてモータを駆動すると共に、モータをスムーズに起動することを目的とする。【解決手段】 Y結線された抵抗回路36の中性点とモータ30の中性点との電圧差に基づいて回転子の位置を表す信号を出力する磁極位置検出手段38を設ける。モータ30に駆動信号を供給するインバータ32を設ける。駆動信号を、回転子の位相に応じた位相で変化する正弦波信号とするためのインバータ制御手段40を設ける。インバータ制御手段40は、モータ30を起動した後、モータ回転数が第1の所定回転数に達した後、第2の所定回転数を越えるまでは、駆動信号の通電位相を基準位相に比して所定量だけ進ませて同期運転を行う。モータ回転数が第2の所定回転数を越えたら駆動信号の通電位相を基準位相に戻す。
請求項(抜粋):
Y結線された複数の電機子巻線を有する固定子と、永久磁石にて複数極を形成する回転子とを有するモータを駆動するモータ駆動装置であって、前記電機子巻線のそれぞれと並列に接続されるようにY結線された複数の抵抗器を有する抵抗回路と、前記複数の抵抗器の結線中心に形成される第1の中性点と、前記複数の電機子巻線の結線中心に形成される第2の中性点との電圧差に基づいて前記回転子の磁極位置に応じた位置信号を出力する磁極位置検出手段と、前記モータの電機子巻線に駆動信号を供給するインバータと、前記電機子巻線に供給される駆動信号が、前記回転子の回転位相に対して所定の位相関係を有する正弦波信号となるように、磁極位置検出手段の検出結果に基づいて前記インバータを制御するインバータ制御手段と、を備え、前記インバータ制御手段は、予め決められた駆動信号でモータを起動した後、モータ回転数が第1の所定回転数に達した後に同期運転の開始指令を行う第1の同期運転制御部と、同期運転の開始指令が発せられた後、モータ回転数が第2の所定回転数を越えるまでは、駆動信号の通電位相を基準位相に比して所定量だけ進ませる位相補償演算部と、モータ回転数が前記第2の所定回転数を越えた後に駆動信号の通電位相を前記基準位相に戻す第2の同期運転制御部と、を備えることを特徴とするモータ駆動装置。
Fターム (12件):
5H560BB04 ,  5H560BB07 ,  5H560BB12 ,  5H560DA13 ,  5H560DC13 ,  5H560EB01 ,  5H560EC01 ,  5H560HA03 ,  5H560TT07 ,  5H560UA02 ,  5H560XA06 ,  5H560XA12

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