特許
J-GLOBAL ID:200903093484107681
X線フィルム画像読取方法及び装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
秋本 正実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-270584
公開番号(公開出願番号):特開平10-116334
出願日: 1996年10月14日
公開日(公表日): 1998年05月06日
要約:
【要約】【課題】X線フィルム画像読取において、CCDセンサの感度ムラや照明ムラ等に起因するシェーディングを除去し、読取画像品質を大幅に向上させる。【解決手段】 フィルムが読取光路上に存在しない場合の明レベルにおけるCCDセンサ出力を、CCDセンサが飽和しない基準蓄積時間を用いて画素単位に検出して格納する。次に、フィルムが読取光路上に存在する状態におけるCCDセンサ出力を、上記基準蓄積時間のN倍(Nは正の数)の蓄積時間を用いて画素単位に検出する。さらに、上記格納された明レベルのCCDセンサ出力を画素単位にN倍し、上記フィルムが読取光路上に存在する状態における画素単位のCCDセンサ出力を、対応する画素毎に上記N倍して得られた値で除算することによって正規化し、画素単位に正規化信号を出力する。
請求項(抜粋):
CCDセンサを用いたX線フィルム画像読取方法において、フィルムが読取光路上に存在しない場合の明るい状態(以下、明レベルと呼ぶ)におけるCCDセンサの出力を、CCDセンサが飽和しない基準蓄積時間で画素単位にアナログ信号として検出し、該アナログ信号をA/D変換し、画素単位にデジタル信号として格納する第1の過程と、フィルムが読取光路上に存在する状態におけるCCDセンサ出力を、上記基準蓄積時間のN倍(Nは正の数)の蓄積時間で画素単位にアナログ信号として検出し、該アナログ信号をA/D変換し、画素単位にデジタル信号として出力する第2の過程と、上記第1の過程において格納された明レベルのCCDセンサ出力を示すデジタル信号を画素単位にN(Nは正の数)倍し、上記第2の過程において検出された画素単位のCCDセンサ出力を示すデジタル信号を対応する画素毎に上記N倍して得られた値で除算して正規化し、画素単位の正規化信号を出力する第3の過程と、さらに、上記第2の過程において、CCDセンサ出力が飽和状態にあるか否かを判定し、飽和状態にないと判定された場合にはそのまま上記第3の過程における処理を行い、飽和状態にあると判定された場合には、蓄積時間を1/n(nは正の数)にしてCCDセンサの出力を検出し、続いて上記第3の過程において、第2の過程において検出された画素単位のCCDセンサ出力をn倍してから正規化処理する第4の過程とから構成されることを特徴とするX線フィルム画像読取方法。
IPC (2件):
FI (2件):
G06F 15/64 325 F
, H04N 1/40 101 A
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