特許
J-GLOBAL ID:200903093484133100
学習機能付きインバータ装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐々木 宗治 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-344504
公開番号(公開出願番号):特開平5-176591
出願日: 1991年12月26日
公開日(公表日): 1993年07月13日
要約:
【要約】【目的】 加減速時間の設定にオペレータの介入をなくし、最適値の設定を容易にし、長期にわたって最適な運転状態を得ること。【構成】 加減速時間演算回路が前回運転時の加減速時間を基礎に目標電流設定回路の目標値と平均電流演算回路の平均電流との比に前回運転時の加減速時間を乗じ、これに所定の補正係数を乗じて、次回運転の加減速時間を求め、その加減速時間で次回の運転を行い、繰返し学習運転をすることによって最適な加減速時間を自動設定する。
請求項(抜粋):
モータを所望の回転速度で回転させる速度指令値を設定する速度指令回路と、モータを加減速する加減速時間を設定する加減速時間設定回路と、速度指令回路の速度指令値と加減速時間設定回路の加減速時間とから決定された傾斜率に従って速度信号を出力する傾斜信号発生回路と、傾斜信号発生回路から出力された速度信号をパルス信号に変調するパルス変調回路と、パルス変調回路のパルス信号を増幅してモータ電流を出力するモータ駆動回路と、モータ電流を検出する電流検出器と、電流検出器が検出したモータ電流の平均電流を演算する平均電流演算回路と、平均電流演算回路が演算した平均電流を記憶する平均電流記録回路と、モータ電流の目標値を設定する目標電流設定回路と、目標電流設定回路が設定した目標値と平均電流記憶回路が記憶している平均電流との比に前回設定された加減速時間を乗じ、平均電流が目標値より大きいときには加減速時間を短目にする補正係数を更に乗じて次回の加減速時間を演算し、平均電流が目標値より小さいときには加減速時間を長目にする補正係数を更に乗じて次回の加減速時間を演算する加減速時間演算回路と、加減速時間演算回路が演算した加減速時間を記憶する加減速時間記憶回路とを備えてなることを特徴とする学習機能付きインバータ装置。
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