特許
J-GLOBAL ID:200903093485797339

リアルタイムで無線測位航法システムにおける局間の時差を決定するための方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-522532
公開番号(公開出願番号):特表2000-502185
出願日: 1995年12月18日
公開日(公表日): 2000年02月22日
要約:
【要約】本発明によれば、各々の局は、疑似ノイズコードを放出し、そのコードが衛星により再送信される時刻を、基準に対して従属させる。その後、特定の局において(複数の)コードが受信される(複数の)時刻の間の差は、(複数の)局の間の時差に一致する。各々の局は、リアルタイムで直接その時差にアクセスする。無線航法と無線測位とに対する適用。
請求項(抜粋):
中継器を備えた衛星(G)を具備している無線測位航法システム内の複数の局(Si),(Sj)の間の時間変動をリアルタイムで決定するための方法であって、 a)各局(Si)に固有の少なくとも1つの疑似ノイズコード(PNi)であって、2つの異なる局(Si,Sj)により送信されるコード(PNi,PNj)が直交している疑似ノイズコード(PNi)を前記局(Si)内で生成する動作と、 b)各局(Si)に固有の前記コード(PNi)を、該局(Si)に固有の時刻基準(Hi)に対して識別された送信時刻(te)iにおいてこの局から送信する動作と、 c)種々の局(Si)により送信された種々の前記コード(PNi)を前記衛星(G)内で受信し、前記局(Si)へ再送信する動作と、 d)前記衛星(G)により再送信された各々のコードを各々の局(Si)内で受信し、該局(Si)に固有の前記コード(PNi)の受信時刻(tr)iを、該局(Si)の前記時刻基準(Hi)に対して決定する動作と、 e)各局(Si)において、前記局(Si)に固有の前記コード(PNi)の前記送信時刻(te)iおよび前記受信時刻(tr)iの合計の半分((te)i+(tr)i)/2、または、Dがこの局と前記衛星との距離として知られ、cが光速である場合の数量(te)i-D/cあるいは(tr)i-D/cが、この局(Si)の時刻基準(Hi)に対して定義された基準時刻(tref)iと一致するまで、この局に固有のコードの前記送信時刻(te)iをシフトさせる動作と、 f)任意の局(Si)において、他局(Sj)から発せられたコードの受信時刻(tr)jを測定する動作と、 g)その後、この局(Si)において、この局(Si)に固有の前記コード(PNi)の前記受信時刻(tr)iと前記他局(Sj)に固有のコード(PNj)の受信時刻(tr)jiとの間の差を決定し、その後、この差に、当該局(Si)および前記他局(Sj)の時刻基準(Hi,Hj)間の差(△Tij)をリアルタイムで与えさせる動作とを具備することを特徴とする方法。
IPC (2件):
G04G 7/02 ,  G01S 5/14
FI (2件):
G04G 7/02 ,  G01S 5/14

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