特許
J-GLOBAL ID:200903093486325341

液晶駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 早川 誠志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-184368
公開番号(公開出願番号):特開平7-020439
出願日: 1993年06月29日
公開日(公表日): 1995年01月24日
要約:
【要約】【目的】 電源の投入時や遮断時に、液晶表示器を劣化させないタイミングで、交流化信号と液晶に印加する電圧の基になる電源とを供給または遮断する液晶駆動装置において、簡単な構成で確実な動作を可能にする。【構成】 電源投入時に、リセット回路22は、ロジック用の第1の電源13の出力電圧Vが、その定常出力電圧V0 より低く液晶表示コントローラ21の動作保証電圧範囲内となる第1のしきい値Vs1を越えてから時間T1経過後に、CPU11と液晶表示コントローラ21のリセット状態を解除して、液晶表示器10に正規の交流化信号と表示データ信号を送出させ、スイッチ制御回路28は、出力電圧VがV0 とVs1との間に設定された第2のしきい値Vs2を越えてからT1より長く設定された時間T2経過後に、スイッチ回路27を接続させて、液晶表示器10に第2の電源14の出力を供給する。
請求項(抜粋):
入力される表示データ信号に対応する表示点の液晶に極性が反転する電圧を印加するためのロジック回路を内部に有する液晶表示器に対して、前記表示データ信号および前記表示点の液晶への印加電圧の極性を反転させるための交流化信号を入力するとともに、前記液晶表示器内のロジック回路を駆動するための定常出力電圧V0 の第1の電源および前記印加電圧の基になる第2の電源を供給して、前記液晶表示器を駆動する液晶駆動装置において、前記第1の電源による電源供給を受け、リセット状態解除後に正規の前記表示データ信号と交流化信号とを前記液晶表示器へ出力する液晶表示コントローラと、電圧比較器とタイマ回路を有し、前記液晶表示コントローラの動作保証電圧範囲内で前記定常出力電圧V0 より低く設定された第1のしきい値Vs1と前記第1の電源の出力電圧Vとを比較し、前記第1の電源の出力電圧Vが前記第1のしきい値Vs1以下のときまたは前記第1の電源の出力電圧Vが前記第1のしきい値Vs1を越えてから所定時間T1が経過するまでの間は前記液晶表示コントローラをリセット状態にし、前記所定時間T1の経過後に前記第1の電源の出力電圧Vが前記第1のしきい値Vs1を越えているときには前記液晶表示コントローラのリセット状態を解除するリセット回路と、前記第2の電源の出力と前記液晶表示器との間を接続または切断するスイッチ回路と、電圧比較器とタイマ回路を有し、前記第1のしきい値Vs1より高く且つ前記定常出力電圧V0 より低く設定された第2のしきい値Vs2と前記第1の電源の出力電圧Vとを比較し、前記第1の電源の出力電圧Vが前記第2のしきい値Vs2以下のときまたは前記第1の電源の出力電圧Vが前記該第2のしきい値Vs2を越えてから前記所定時間T1より長く設定された所定時間T2が経過するまでの間は前記スイッチ回路を切断状態にし、前記所定時間T2の経過後に第1の電源の出力電圧Vが前記第2のしきい値Vs2を越えているときには、前記スイッチ回路を接続状態にするスイッチ制御回路とを具備したことを特徴とする液晶駆動装置。
IPC (3件):
G02F 1/133 520 ,  G02F 1/133 525 ,  G09G 3/36

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