特許
J-GLOBAL ID:200903093499851220

スクロール型圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-020683
公開番号(公開出願番号):特開平8-219053
出願日: 1995年02月08日
公開日(公表日): 1996年08月27日
要約:
【要約】【目的】 耐摩耗性リングの幅狭部をなくして、耐久性を向上することができるスクロール型圧縮機を提供する。【構成】 固定スクロール12と可動スクロール19との間に可動スクロール19の公転に基づいて容積を減少する圧縮室Rを形成し、クランク機構Kによって可動スクロール19を公転可能に支持する。前記可動スクロール19に作用する圧縮室R内の圧縮反力を受け止める受圧壁面27と、可動スクロール19のスクロール基板24との対向面との間に耐摩耗性リング32を介在する。該耐摩耗性リング32を前記可動スクロール基板24に対し該基板24の背面に設けた自転阻止用の複数の可動ピン31を挿入し、基板24に耐摩耗性リング32を固定する。
請求項(抜粋):
ハウジング内に固定された基板及び渦巻壁からなる固定スクロールと、前記固定スクロールの渦巻壁に噛み合わされる基板及び渦巻壁からなる可動スクロールと、前記可動スクロールの公転により両渦巻壁間に形成された圧縮室が渦巻壁の中心側に容積を減少しながら移動されて、冷媒ガスの圧縮が行われることと、可動スクロールの基板背面からのスラスト方向の圧縮反力を受けるようにハウジングに設けた受圧壁面と、可動スクロールの基板背面に受圧壁面側に指向するように立設固定された複数の可動ピンと、前記ハウジングの受圧壁面側に設けられ、かつ前記複数の可動ピンと協働して可動スクロールの公転を許容し、かつ該可動スクロールの中心軸線の回りでの自転を阻止する機構とを備え、前記可動スクロールの基板背面と前記受圧壁面との間に介在され、前記可動スクロールの基板背面側に固定される耐摩耗性リングとを備えたスクロール型圧縮機。
IPC (3件):
F04C 29/00 ,  F04C 18/02 311 ,  F04C 29/02
FI (3件):
F04C 29/00 F ,  F04C 18/02 311 E ,  F04C 29/02 A

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