特許
J-GLOBAL ID:200903093500674052

プラスチック光ファイバ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 敬介 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-329888
公開番号(公開出願番号):特開平11-160552
出願日: 1997年12月01日
公開日(公表日): 1999年06月18日
要約:
【要約】【課題】 高NAで、高温条件でも光学的、構造的に安定で、曲げによる光ロスが小さいプラスチック光ファイバを提供する。【解決手段】 芯樹脂としてポリメチルメタクリレート系樹脂を、鞘樹脂としてビニリデンフロライド-テトラフロロエチレン-ヘキサフロロプロペンからなり、屈折率が1.350〜1.380で柔らかい樹脂を、保護層樹脂としてビニリデンフロライド系樹脂を用い、3層複合ダイを用いて複合紡糸してプラスチック光ファイバを形成する。
請求項(抜粋):
透明樹脂からなる芯と、その回りを取り囲む屈折率の低い透明な鞘と、さらにその回りを薄く被覆した保護層とからなる3層構造のプラスチック光ファイバであって、上記芯を形成する芯樹脂が、ポリメチルメタクリレート系樹脂であり、上記鞘を形成する鞘樹脂が、ビニリデンフロライドとテトラフロロエチレンとヘキサフロロプロペンの3元共重合体またはビニリデンフロライドとヘキサフロロプロペンの2元共重合体であって、ビニリデンフロライド成分が30〜92モル%、テトラフロロエチレン成分が0〜55モル%、ヘキサフロロプロペン成分が8〜25モル%の範囲にあり、ナトリウムD線で20°Cで測定した屈折率が1.350〜1.380の範囲にあり、23°CにおけるショアD硬度(ASTM D2240)の値が30〜55の範囲にあり、紡糸温度T°CにおけるメルトフローインデックスMI(ASTM D1238;荷重10Kg、オリフィスの直径2mm、長さ8mmノズルから10分間に流れる樹脂のg数)が下記(1)式を満足し、15<MI<(5/9)×T-100 (1)上記保護層を形成する保護層樹脂が、融点(JIS K-7122)が120°C以上であり、ビカット軟化温度(ASTM1525)が100°C以上であり、かつ紡糸温度T°CにおけるMIが上記鞘樹脂よりも大きい樹脂であり、上記芯樹脂、鞘樹脂、保護層樹脂を同時に複合紡糸ダイに供給して複合紡糸により3層構造を形成してなることを特徴とするプラスチック光ファイバ。
IPC (3件):
G02B 6/00 391 ,  G02B 6/44 321 ,  C08F214/18
FI (3件):
G02B 6/00 391 ,  G02B 6/44 321 ,  C08F214/18
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特公昭62-003401
  • 特開平4-051205
審査官引用 (2件)
  • 特公昭62-003401
  • 特開平4-051205

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