特許
J-GLOBAL ID:200903093503115976
映像合成方法および装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志賀 富士弥
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-217124
公開番号(公開出願番号):特開平7-075013
出願日: 1993年09月01日
公開日(公表日): 1995年03月17日
要約:
【要約】【目的】 多数の映像を半透明状に合成した場合に生ずるコントラストの低下による見にくさを解決し、多地点を接続して協同描画空間を提供可能な映像通信端末を実現できる映像合成方法および装置を提供する。【構成】 半透明状に合成する複数映像Vn(1≦n≦N)に対し独立に対応する輝度のしきい値Snを設定しておく。これらの全映像Vnについて、ある座標x,yにおける画素の輝度IVnxyが対応しきい値Snより明るい場合又は暗い場合には(処理501,502)、全映像Vnの該当画素を設定比率で加算合成する(処理503)。それ以外の場合には、しきい値Snより暗い輝度IVnxyを持つ画素のみを設定比率で加算合成し(処理504)、いずれかを合成映像の画素Vxyとする(処理508)。このように、各映像の画素の輝度に従って画素毎に合成方法を変更することで、半透明状合成時のコントラストの低下を防止する。
請求項(抜粋):
Nは1より大きい自然数として複数の映像V1,...,VNを互いの映像が透けて見えるように任意の比率で合成する映像合成方法において、映像V1,...,VNに対してそれぞれ独立に対応する輝度のしきい値S1,...,SNを設定する第一段階と、前記映像V1,...,VNについて、合成を行う領域Rに含まれるある座標x,yの画素をV1xy,...,VNxy、前記画素の輝度をそれぞれIV1xy,...,IVNxyとする第二段階と、1≦n≦Nであるすべての自然数nについて、前記輝度IVnxyをそれぞれ前記しきい値Snと比較する第三段階と、全てのnについて前記輝度IVnxyが前記しきい値Snよりも明るいか、あるいは暗い場合には、全てのnについての画素Vnxyを設定した比率で加算合成したものを座標x,yにおける合成画素とし、それ以外の場合には前記しきい値Snより暗い輝度を持つ画素のみを設定した比率で加算合成したものを座標x,yにおける合成画素とする第四段階と、を有し、前記第三段階及び第四段階を、前記領域Rに含まれる全ての座標x,yについて適用することを特徴とする映像合成方法。
IPC (2件):
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