特許
J-GLOBAL ID:200903093505815185

ホストコンピュ-タ代行切替装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 蔦田 璋子 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-162985
公開番号(公開出願番号):特開平6-004501
出願日: 1992年06月22日
公開日(公表日): 1994年01月14日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 分散処理コンピュータでの代行結果が反映されておらず、ホストコンピュータで処理ができない要求データに対してのみ分散処理コンピュータにて代行処理を行うことにより、代行処理を最小限に留めることができる代行処理切替装置を提供する。【構成】 ホストコンピュータ10と分散処理コンピュータ12と、両コンピュータ間を接続する伝送線路16と、分散処理コンピュータ12の先に接続された端末14とを備え、ホストコンピュータ10の停止時の分散処理コンピュータ12による代行処理からホストコンピュータ10による通常へ切替える代行処理切替において、第1記憶手段1、第2記憶手段2、第3記憶手段3、ホストコンピュータ稼動状況検知手段4、通常処理手段5、代行処理手段6とホストコンピュータ復旧手段7を有する。
請求項(抜粋):
ホストコンピュータと、分散処理コンピュータと、両コンピュータ間を接続する伝送線路と、分散処理コンピュータの先に接続された端末とを備え、ホストコンピュータ停止時における分散処理コンピュータによる代行処理からホストコンピュータによる通常処理へ切替えるホストコンピュータ代行処理切替装置において、下記の (1)〜(7) の手段を分散処理コンピュータに設けたものである。(1) ホストコンピュータの稼働状況を格納する第1記憶手段。(2) 分散処理コンピュータで代行処理を行なった端末からの要求データを蓄積する第2記憶手段。(3) 代行処理期間中に分散処理コンピュータで代行処理を行なった管理単位を識別する識別子を格納する第3記憶手段。(4) ホストコンピュータの停止時には、ホストコンピュータの稼働状況を「停止中」と第1記憶手段に記憶し、ホストコンピュータの再稼働時には、第1記憶手段のホストコンピュータの稼働状況を「復旧中」に変えると共に後述するホストコンピュータ復旧手段に復旧指示を与え、該ホストコンピュータ復旧手段からの復旧終了指示により第1記憶手段のホストコンピュータの稼働状況を「正常」に変えるホストコンピュータ稼働状況検知手段。(5) ホストコンピュータの停止中には、端末からの要求データを後述する代行処理手段に全て渡し、ホストコンピュータの復旧中には、端末からの要求データ内の管理単位を識別する識別子を第3記憶手段から検索し、検索した結果その識別子が分散処理コンピュータにて代行処理を行なった識別子である場合には、その要求データを代行処理手段に渡す要求データ振分機能を有する通常処理手段。(6) 通常処理手段から渡された要求データを処理し、端末に応答を返すと共に当該要求データを第2記憶手段に記憶させ、当該要求データ内の管理単位を識別する識別子が第3記憶手段に記憶されていない場合は、その識別子を第3記憶手段に記憶させる代行処理手段。(7) ホストコンピュータ稼働状況検知手段からの復旧指示により、分散処理コンピュータにて代行処理を行なった識別子を第3記憶手段から検索し、その識別子を持つ要求データを第2記憶手段より取り出してホストコンピュータに転送後、その要求データを第2記憶手段より削除し、その要求データの削除の結果、その識別子を持つ要求データが第2記憶手段から無くなった場合、第3記憶手段よりその識別子を削除し、その識別子の削除の結果、第3記憶手段が空になった時に、ホストコンピュータ稼働状況検知手段に復旧終了指示を与えるホストコンピュータ復旧手段。
IPC (3件):
G06F 15/16 470 ,  G06F 11/20 310 ,  G06F 13/00 355

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