特許
J-GLOBAL ID:200903093509125752
家庭用コージェネレーションシステムの運転制御システム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
富澤 孝
, 山中 郁生
, 岡戸 昭佳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-192712
公開番号(公開出願番号):特開2005-030211
出願日: 2003年07月07日
公開日(公表日): 2005年02月03日
要約:
【課題】簡易な判定ロジックにより比較的少量のデータをもとに、より省エネ性を発揮する運転制御を実現することができる家庭用コージェネレーションシステムの運転制御システムを提供すること。【解決手段】家庭用コージェネレーションシステム1Aに、電力負荷のサンプリング値について所定時間毎に偏差を算出して記憶する電力負荷処理手段24と、所定の条件に基づいて読み出した電力負荷及び電力負荷偏差に基づいて燃料電池8を負荷追従運転したときの発電出力、発電効率、熱回収率、買電量、熱回収量を演算し、燃料電池8の起動時刻と停止時刻を仮決めする運転パターン仮決め手段27と、仮決めされた運転パターンの消費エネルギー量を演算する消費エネルギー量演算手段28と、消費エネルギー量が最小となる運転パターンを選定する運転パターン選定手段29と、を設ける。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
発電に伴って熱を発生する熱電併給装置と、前記熱電併給装置が発生した熱を蓄熱する蓄熱装置と、前記熱電併給装置が発生した熱が不足するときに、熱を補助的に発生する補助加熱装置と、前記熱電併給装置が発生した発電出力が不足するときに、電力を買電する買電装置と、前記熱電併給装置、前記蓄熱装置、前記補助加熱装置の動作を制御する制御装置と、を備え、一定間隔でサンプリングした電力負荷と熱負荷のサンプリング値を積算して記憶し、そのサンプリング値に基づいて前記熱電併給装置の起動時刻と停止時刻を決定する家庭用コージェネレーションシステムの運転制御システムにおいて、
電力負荷のサンプリング値について所定時間毎に偏差を算出し、電力負荷偏差データベースに記憶する電力負荷処理手段と、
電力負荷と電力負荷偏差を所定の条件に基づいて読み出し、読み出した電力負荷及び電力負荷偏差に基づいて前記熱電併給装置が負荷追従運転したときの発電出力、発電効率、熱回収率、買電量、熱回収量を演算し、前記熱電併給装置の起動時刻と停止時刻を仮決めする運転パターン仮決め手段と、
前記運転パターン仮決め手段により仮決めされた運転パターンにおいて前記蓄熱装置に蓄熱される熱量と前記蓄熱装置から放熱される熱量とを算出した上で前記補助加熱装置が消費するガス量を算出して、仮決めされた運転パターンにより消費される消費エネルギー量を演算する消費エネルギー量演算手段と、
前記消費エネルギー量演算手段で演算された消費エネルギー量を比較し、消費エネルギー量が最小となる運転パターンを選定する運転パターン選定手段と、を有すること、を特徴とする家庭用コージェネレーションシステムの運転制御システム。
IPC (2件):
FI (3件):
F02G5/04 H
, F02G5/04 S
, F24H1/00 631A
前のページに戻る