特許
J-GLOBAL ID:200903093514077413

オンライン加工熱処理による高強度高靭性鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 白川 一一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-126635
公開番号(公開出願番号):特開平5-295432
出願日: 1992年04月21日
公開日(公表日): 1993年11月09日
要約:
【要約】【構成】 重量%で、C:0.02〜0.10%,Si:0.02〜1.00%,Mn;0.30〜2.50%,P≦0.04%,S≦0.02%,Al:0.001 〜0.065 %,N≦0.010 %からなる鋼の厚板圧延において、Ac3点〜1250°Cに加熱し、圧延機の入側と出側のオンライン上に設けた保温システムによりAr3点〜未再結晶上限温度の温度域で70%以上の累積圧下率を加え、圧延終了後にAr3点以上の温度から150 °C〜 (Ar3-100)°Cの冷却停止温度まで、20°C/秒の冷却速度で加速冷却する。【効果】 厚鋼板の強度及び靱性を改善するために、圧延条件及び冷却条件を限定した。通常用いられる高価なNiなどを添加せずに(またNiなどの添加による溶接性の劣化もなしに) 強度及び靱性の大幅な向上をはかることができる。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.02〜0.10%、Si:0.02〜1.00%、Mn:0.30〜2.50%、P:0.04%以下、S:0.02%以下、Al:0.001〜0.065%、N:0.010%以下を含有し、残部がFe及び不可避不純物からなる鋼の厚板圧延において、Ac3 点以上1250°C以下に加熱し、圧延機の入側及び出側のオンライン上に設置した保温システムによりAr3 点以上未再結晶上限温度以下の温度域において70%以上の累積圧下率を加え、圧延終了後、Ar3 点以上の温度から150°C以上(Ar3 点-100)°C以下の温度まで、20°C/秒以上の冷却速度で加速冷却を行うことを特徴とするオンライン加工熱処理による高強度高靭性鋼板の製造方法。
IPC (3件):
C21D 8/02 ,  B21B 3/00 ,  C22C 38/00 301

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