特許
J-GLOBAL ID:200903093517379747

光変調器の非線形歪補償方法、低歪光通信システム及び低歪光変調器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-371824
公開番号(公開出願番号):特開2003-172907
出願日: 2001年12月05日
公開日(公表日): 2003年06月20日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、光変調器の非線形特性により発生する相互変調歪(Inter-modulation Distortion)を軽減する手段及び方法を提供するものである。【解決手段】 光変調器の一つである電界吸収(Electro-absorption)型変調器(EA変調器)では、バイアス電圧に対して相互変調歪の位相が180°急激にシフトする特性を有する。本発明は、EA変調器のこの特性を利用するもので、2台のEA変調器を並列に動作させ、両変調器で発生した歪みを互いに相殺させることにより歪低減を実現する。本発明により、プリディストーション歪補償法など従来の歪補償法で必須であった歪発生回路及び歪位相反転回路を削除でき、簡易な構成で光変調器の歪補償を実現可能とする。
請求項(抜粋):
光変調器の非線形特性により発生する相互変調歪を低減させる歪補償方法において、前記光変調器には、該光変調器において発生する歪の位相が、供給するバイアス電圧により反転する、すなわち180°シフトする特性を有する光変調器を用いて、該光変調器2台を並列動作させる構成とし、一方の光変調器において発生する歪の位相に対し、他方の光変調器において発生する歪の位相が反転する範囲にあるように両光変調器のバイアス電圧を設定し、さらに、両光変調器の発生する歪の振幅を等しくするように前記バイアス電圧を設定し、両光変調器の出力を合成することにより両光変調器が発生する歪を互いに相殺させることを特徴とする光変調器の非線形歪補償方法。
IPC (7件):
G02F 1/01 ,  H04B 10/02 ,  H04B 10/04 ,  H04B 10/06 ,  H04B 10/142 ,  H04B 10/152 ,  H04B 10/18
FI (3件):
G02F 1/01 B ,  H04B 9/00 L ,  H04B 9/00 M
Fターム (12件):
2H079AA02 ,  2H079AA13 ,  2H079BA01 ,  2H079CA04 ,  2H079DA16 ,  2H079EA05 ,  2H079EB04 ,  2H079FA02 ,  2H079GA03 ,  2H079HA11 ,  5K002CA01 ,  5K002CA16
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 電波受信・光伝送装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-344746   出願人:エヌイーシートーキン株式会社
引用文献:
前のページに戻る