特許
J-GLOBAL ID:200903093520127600

ロータ取付用ナットの回り止め構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小野 由己男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-085180
公開番号(公開出願番号):特開2000-270725
出願日: 1999年03月29日
公開日(公表日): 2000年10月03日
要約:
【要約】【課題】 締め込んだナットの回転位相が許容以上にずれても、リテーナの装着作業を容易に行えるようにする。【解決手段】 回り止め構造19は、スピニングリールのロータ3を取り付けるためのナット15を回り止めするための構造であって、リテーナ16と、小ネジ17と、ネジ固定部18a〜18fとを備えている。リテーナは、ナットの複数の外周角部を係止可能な複数の内周角部16dを有しナットを回転不能に係止するためのナット係止部16cと、ナット係止部と間隔を隔てて形成されたネジ挿通孔16eとを有している。ネジ固定部は、ロータの前壁3dにピニオンギアの軸芯回りに間隔を隔てて形成され小ネジをねじ込み可能なものである。この3つのネジ固定部の隣り合うネジ固定部とのなす第1中心角αが、ナット係止部の第2中心角βと異なりかつ近い角度である。
請求項(抜粋):
スピニングリールのロータをピニオンギアに取り付けるために前記ピニオンギアに螺合される複数の外周角部を有するナットを回り止めするためのロータ取付用ナットの回り止め構造であって、前記ナットの複数の外周角部の少なくともいずれかを係止可能な複数の内周角部を有し前記ナットを回転不能に係止するためのナット係止部と、前記ナット係止部と間隔を隔てて前記ロータの前面と対向する位置に形成されたネジ挿通部とを有するリテーナと、前記ネジ挿通部に挿通されて前記リテーナを前記ロータの前面に固定するためのネジ部材と、前記ロータの前面に前記ピニオンギアの軸芯回りに間隔を隔てて形成され前記ネジ部材をねじ込み可能な少なくとも3つのネジ固定部とを備え、前記3つのネジ固定部のうち中央に配置されたネジ固定部とその両側に隣り合うネジ固定部とがなす第1中心角が、前記ナット係止部の隣り合う内周角部の第2中心角と異なる角度である、ロータ取付用ナットの回り止め構造。
Fターム (1件):
2B108BA01

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