特許
J-GLOBAL ID:200903093522117653
気体圧縮機
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
横井 幸喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-307281
公開番号(公開出願番号):特開2003-113787
出願日: 2001年10月03日
公開日(公表日): 2003年04月18日
要約:
【要約】【課題】 ロータ軸後端面側の空間をシールするOリングを廃止する。【解決手段】 筒状のシリンダ3の両端部にフロントサイドブロック4とリアサイドブロック5を有し、シリンダ内にロータ軸10により回転可能としたロータ6が配置され、該ロータ6にベーンが進退可能に収容されたベーン溝とベーン背圧室が形成され、さらに高圧室15と油溜まり部17とを備え、リアサイドブロック5内であってロータ軸10の後端面側に潤滑油空間35を有し、潤滑油空間35に油溜まり部17から油を供給する油供給路20を有し、油収容空間35に一端が連通し、他端側がベーン背圧室9に連通するベーン背圧室用油通路40が、リアサイドブロック5内部またはロータ軸10内部に形成されている。【効果】 リアサイドブロックのみによってロータ軸後端面側の空間を形成でき、高圧室とのシールのためのOリングを廃止して信頼性を向上させる。Oリングの廃止によりコストダウン、組み立て工数の低減も可能になる。
請求項(抜粋):
筒状のシリンダと、該シリンダの軸方向端部にあるフロントサイドブロックおよびリアサイドブロックと、前記シリンダ内に回転可能に配置されたロータと、該ロータに設けられたベーン溝と、前記ベーン溝の内周側端部に連通して設けられたベーン背圧室と、前記ベーン溝に進退可能に収容されたベーンと、前記ロータを回転させるロータ軸と、前記シリンダ内から圧縮気体が吐出される高圧室と、油が貯留され、前記高圧室の圧力が作用する油溜まり部とを備え、前記リアサイドブロック内であってロータ軸の後端面側に潤滑油空間を有し、該潤滑油空間に前記油溜まり部から油を供給する油供給路を有し、さらに前記油収容空間に一端が連通するベーン背圧室用油通路が、前記リアサイドブロック内部またはロータ軸内部に形成されており、該油通路の他端側が前記ベーン背圧室に連通していることを特徴とする気体圧縮機。
IPC (4件):
F04C 18/344 351
, F04C 18/344
, F04C 18/344 361
, F04C 29/02 311
FI (4件):
F04C 18/344 351 M
, F04C 18/344 351 U
, F04C 18/344 361 G
, F04C 29/02 311 L
Fターム (16件):
3H029AA05
, 3H029AA15
, 3H029AB03
, 3H029BB01
, 3H029BB06
, 3H029CC25
, 3H029CC33
, 3H040AA09
, 3H040BB11
, 3H040CC06
, 3H040CC18
, 3H040DD01
, 3H040DD20
, 3H040DD25
, 3H040DD33
, 3H040DD40
引用特許:
審査官引用 (3件)
-
特開昭54-079811
-
気体圧縮機
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-373863
出願人:セイコー精機株式会社
-
特開昭54-079811
前のページに戻る