特許
J-GLOBAL ID:200903093524111768

色検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永田 武三郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-303066
公開番号(公開出願番号):特開平8-140113
出願日: 1994年11月10日
公開日(公表日): 1996年05月31日
要約:
【要約】【目的】 希望の検出色を挾んだ2色の高彩度パターンが接している際に発生する誤検出を最小に抑制し得る色検出装置の提供、及び予め色検出すべき色を保持または学習させることにより多色検出を可能にして色検出精度の向上または色測定の効率を向上し得る色検出装置の提供。【構成】 色成分検出部100は同期検波回路10,11、利得kの利得制御回路22、絶対値回路12、LPF(低域フィルタ)30、及び引算回路13からなる。同期検波回路10はYC分離回路3の出力である色差変調信号Eccos(ωsct+φ)からcos(ωsct+φD)成分EIを取り出し、同期検波回路11は同様にsin(ωsct+φD)成分EQを取り出す。同期検波回路11の出力EQを利得制御回路22で振幅をk倍し絶対値回路12で整流する。絶対値回路12の出力|EQ|をLPF30に通す。EQは0.5MHz(NTSC信号の場合)の帯域であるから、LPF30を0.5MHzのカットオフとすることでEQの波形に生じていた零レベルが上昇し、M点での誤検出が抑制される。
請求項(抜粋):
映像信号から所望の色変調成分信号を抽出し、該色変調成分信号から該色変調成分信号と同位相の第1の副搬送波成分信号と第1の副搬送波成分信号と異なる位相の第2の副搬送波を抽出する前段部と、該第1,第2の副搬送波に基づいて前記色変調成分信号から第1の色成分信号と第1の色成分信号と異なる位相の第2の色成分信号を得て、第1の色成分信号と第2の色成分信号の絶対値信号との差から色成分検出信号を得る色成分検出部と、を有する色検出装置であって、前記色成分検出部が、前記色変調信号成分を前記第1の副搬送波成分信号で同期検波し第1の色成分信号を得る第1の同期検波手段と、前記色変調信号成分を前記第2の副搬送波成分信号で同期検波し第2の色成分信号を得る第2の同期検波手段と、前記第2の色成分信号の色相範囲を制御する色相制御手段と、前記色相制御手段の出力の絶対値信号から所定の低域成分を抽出する第1の成分抽出手段と、第1の色成分信号と前記第1の成分抽出手段の出力との差信号を得る減算手段と、を有することを特徴とする色検出装置。
IPC (2件):
H04N 9/74 ,  H04N 9/64

前のページに戻る