特許
J-GLOBAL ID:200903093529489351

減少された厚さ生長及び改良された均質性を有する塩化銀に富む平板状粒子を製造するための方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安達 光雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-013842
公開番号(公開出願番号):特開平11-295833
出願日: 1999年01月22日
公開日(公表日): 1999年10月29日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 厚さ生長がかなりの範囲で低減されている高度の形態均質性を有する塩化銀に富む平板状粒子を製造するための方法を提供する。【解決手段】 晶癖変性剤を含む分散媒体を反応容器において調製する;ハロゲン化物イオンを含む水溶液及び硝酸銀水溶液のダブルジェット沈殿によってその容器においてハロゲン化銀結晶核を沈殿する;さらなる沈殿によってハロゲン化銀結晶核が生長する;を含む工程の中に次の化合物を添加する。(i)特定のペンダントニトリル基を有する単位の連続を含む非イオン性アクリルブロック及び(ii)特定の単位の連続を含むアクリルアミド(アクリルアミジン)ブロックを含み、親水性両性ブロックコポリマーがアクリルアミド(アクリルアミジン)ブロック内にペンダント酸性基を有する単位又はその塩及びペンダント塩基性基を有する単位又はその塩をさらに含む。
請求項(抜粋):
塩化銀に富む粒子を有するゼラチン乳剤を製造するための方法であって、全粒子の全投影面積の少なくとも70%が2:1以上の平均アスペクト比、少なくとも0.3μmの平均等価円直径及び0.05〜0.25μmの平均厚さを有する{111}平板状粒子によって与えられ、前記平板状粒子の平均等価円直径についての変動が30%以下であり、前記平板状粒子の平均厚さについての変動が20%以下であり、前記平板状粒子が少なくとも90%の数量で存在し、前記方法が下記工程:- 開始量の晶癖変性剤を含む分散媒体を反応容器において調製する;- ハロゲン化物イオンを含む水溶液及び硝酸銀水溶液のダブルジェット沈殿によってその容器においてハロゲン化銀結晶核を沈殿する(使用された硝酸銀の全量の10重量%未満が消費される);- ハロゲン化物イオンを含む水溶液及び硝酸銀水溶液のダブルジェット沈殿によるハロゲン化銀のさらなる沈殿によって前記ハロゲン化銀結晶核を生長する(硝酸銀の全量の90重量%以上が消費される);を含む場合において、前記工程の少なくとも一つ中に少なくとも一つの化合物が前記反応容器に添加され、前記化合物が(i)式Iによるペンダントニトリル基を有する単位の連続を含む非イオン性アクリルブロック及び(ii)式IIによる単位の連続を含むアクリルアミド(アクリルアミジン)ブロックを含む親水性両性ブロックコポリマーであり、前記親水性両性ブロックコポリマーが前記アクリルアミド(アクリルアミジン)ブロック内にペンダント酸性基を有する単位又はその塩及びペンダント塩基性基を有する単位又はその塩をさらに含み、前記式I及びIIが下記構造式に相当することを特徴とする方法:【化1】式I中、R1は水素、アルキル又は置換されたアルキルを表わす、【化2】式II中、R2は水素、アルキル又は置換されたアルキルを表わし、R3は水素、アルキル、置換されたアルキル、アリール又は置換されたアリールを表わし、XはO又はNHを表わす。
IPC (3件):
G03C 1/015 ,  G03C 1/035 ,  G03C 1/07
FI (5件):
G03C 1/015 ,  G03C 1/035 C ,  G03C 1/035 H ,  G03C 1/035 L ,  G03C 1/07

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